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司法書士は数ある法律系資格の中でもトップクラスの難易度を誇る国家資格です。
司法書士は、司法に関する手続きや書類作成の代理ができる唯一の国家資格となっています。
そのため、取得後は司法書士事務所を開業するなど、非常に有望な資格と言えます。
それだけに、合格にはかなりの知識・努力が必要になります。
一般的に勉強に専念して1年、働きながらの学習だと3年は必要だと言われています。
それでも合格率は4%程度ですので、相当な覚悟と努力が必要でしょう。
従って、よほど司法書士事務所で働いていたり、法律の専門家ではない限り独学では難しいでしょう。
多くの方が予備校・通信講座を受講しています。
これだけの難関資格ですから、大手予備校では50万円前後の受講料がかかってきます。
しかし最近では、新しい「通信講座会社(オンラインスクール)」が続々とできてきており、安価で優秀な講座があります。
そのひとつが「スタディング」です。
今回は、スタディングの講座が司法書士講座の中で最安値であり、大手に比べて人気の理由・他社通信講座に比べたメリット・デメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
いきなり結論!スタディング司法書士講座はおススメできるの?
結論としては、私の評定ではスタディング司法書士講座は10講座中2位とさせていただいております。
他のオンラインスクールとの比較はこちらの記事をご覧ください。
ポイントは、
- 主要10社の司法書士講座の中で最安値
- インプットからアウトプットまでスマホ一台で完結
- 講義+Web問題集の繰り返しで効率重視
この辺りになります。
なお司法書士試験のスタディング通信講座を検討するにあたって、必ず、
の通信講座と比較するようにしてください。(上記テキストから各講座の分析記事にリンクします)
ではここから詳細を解説していきます。
大手資格予備校に比べて安い理由
① 価格を比較してみた ⇒最安値!
こちらは2023年9月時点のスタディングの司法書士講座のカリキュラムです。
カリキュラムは2段階で、記述対策講座が含まれた「スタンダードコース」で「78,100円」という価格です。
司法書士講座の中ではスタディングが最安値です。
他社講座価格は以下のとおりです。
<主要講座価格>※( )内は通学
スタディング:78,100円
アガルート:265,320円
資格スクエア:172,260円
東京法経学院:346,500円円(1,104,400円)
LEC:441,000円(511,000円)
Wセミナー(TAC):484,000円(528,000円)
アガルート・資格スクエアも安いですが、中でもスタディングが最も安いということが分かりますね。
大手予備校と比較すると20~25%程度です。
ひと昔前ですと、「司法書士を目指す」となると金銭面では非常にハードルが高いものでした。
しかし10万円程度となると、社会人の方ならかなり手を出しやすいのではないでしょうか。
② 講義時間を比較してみた
価格も重要ですが、講座の内容も重要です。
比較しやすい講義時間を見てみましょう。
<動画講義の時間>
スタディング:180時間
アガルート:457時間
資格スクエア:401時間
東京法経学院:373時間(570時間)
LEC:468時間
※新15ヵ月合格コース
Wセミナー(TAC):627時間
※<入門総合本科生>20ヵ月本科生
最安値のスタディングですが、講義時間も他講座に比べてかなり短めです。
通信講座は、専用スタジオで収録しているため、通学講座の演習時間など無駄な時間はカットされており、純粋な講義時間のみカウントされています。
しかし、同様の仕組みをもつアガルートや資格スクエアと比較しても半分以下です。
私はスタディングの税理士講座を受講していますが、講義に不足がある訳ではありません。
ただ、
「合格に必要なギリギリのライン」を攻めた講義
という印象があり、
- 全くの司法書士関連初心者
- 資格勉強慣れしていない方
にとっては少しハードルが高いかもしれません。
裏を返せば、
- ある程度司法書士に関する知識がある方
- 資格勉強に慣れている方(行政書士資格保持者など)
にとっては、スタディングは効率的に学習できる講座と言えます。
スタディングの講座はなぜこんなに安いの?
ではなぜスタディングの講座は他社に比べてここまで価格を抑えられるのでしょうか。
それはビジネスモデルに秘密があります。
通学講座は、優秀な講師や教室の数に限りがあります。
講師の人件費や教室の賃料を回収するために、単価を上げざるを得ません。
一方で通信講座は、一度撮影してしまえば不特定多数に配布することができるため、場所代がほとんどかかりません。
スタディングの場合、専用スタジオがありますので、設備代の初期コスト・スタジオの場所代はかかりますが、全国展開する予備校に比べれば大したことはありませんね。
また、講師も優秀な人材を一人確保できればよいですから、採用・研修費もギリギリまで抑えることができます。
そのため、価格を抑えられるのです。
と思うかもしれません。
しかし残念ながら、「通学講座」をメイン事業としている企業が「通信講座」を安く提供してしまうと、メインの「通学講座」を受講する人がいなくなってしまいます。
そうならないために、通信講座を通学講座並みにせざるを得ないのです。
つまり、
「価格が安い = 質が低い」ではない!!
ということをしっかりと理解しておいてください。
スタディング司法書士講座の特徴は?
価格の安さと、その秘密はご理解いただけたかと思います。
ではここから本題で、スタディング司法書士講座の内容に入っていきます。
良いところ・悪いところを分析しましたので、解説していきます。
下表はスタディングの司法書士講座に向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 | テキストは馴染みのある紙派 |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
実務経験・行政書士など、関連知識がある方 | 全くの初学者の方 |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
スタディングの司法書士講座の合格実績は?口コミは?
スタディングは比較的新しいオンラインスクールです。
その中で司法書士講座は、2016年に開講された講座で、まだまだ実績はこれからです。
そして、スタディングは合格率や合格者数は公開していません。
スタディングの講座は司法書士講座に限らず非公開なのです。
代わりに、受講者の口コミを紹介します。
これを1年繰り返しました。
引用URL:公式HP(合格者の声)
やはり、スタディングの講座を選択した方は、
「時短学習にコミット」
「隙間時間を活用」
といった点に惹かれた方が多いようで、実際に受講しても実感できているようですね。
司法書士は働きながら勉強する方が多いので、通勤時間などのスキマ時間の活用は非常に大切です。
また、膨大な量の試験範囲ですので、「無駄を省いている」という点の評価も高いようですね。
スタディングのカリキュラムは?
スタディングの初学者向け講座は以下のとおりです。
- ミニマムコースは、基礎講座のみ
- ベーシックコースは、問題集が付属
- スタンダードコースは、記述式試験対策講座が付属
- コンプリートコースは、記述式添削指導サービス が付属
という構成になっています。
スタディングのカリキュラムの特徴で、私が重要だと思うところはこちらです。
<管理人が重要だと思う特長!>
(1) 音声だけでも理解できる通信講座専用の講義
⇒通学講座を録画しただけの通信講座では、無駄が多いうえ分かりづらいです
(2) 1.5倍・2・3倍速対応
⇒通信講座の醍醐味。簡単な時や2回目・3回目の復習に活用しよう!
(3) スマホに記録される問題集・過去問集
⇒正解・不正解を手書きでチェックするのは非効率!すべてアプリがやってくれます
(4) 講義は最低限で、過去問演習にじっくり時間を割ける
⇒暗記系試験は過去問が超大事!
「時短学習にコミット」
をアピールしていますので、効率的に学習できるツールは非常に充実しています。
勉強スタイルに人それぞれですが、「働きながら資格取得」という方にとって、効率的に学習することは非常に重要です。
もちろん他のオンラインスクールでも同様のツールが用意されている場合もあります。
しかし、一部テキスト・問題集がスマホ学習に対応していないケースもあります。
その点、スタディングは
「すべてスマホ完結」
という徹底ぶりです。
スマホ世代にはピッタリですね。
では、スタディングのカリキュラム、その他の特徴を以下に書いておきます。
① 基本講座(動画講義約150時間)
- フルカラーで分かりやすく図解されたスライドを用いた解説
- 丁寧な解説で覚えにくい法律知識も理解しやすい
- 通学講座の録画ではなく、通信用の専用動画のため、音声だけでも理解できる
- 1.5倍・2倍速にも対応しており、通勤時・通学時・筋トレ時の流し聞きにも最適
- 検索・メモ機能の付いたWEBテキスト
③ 要点暗記ツール
司法書士試験においては、法律の条文や基礎知識を暗記する必要があります。
そこで便利なのがこの「要点暗記ツール」です。
学生時代によく使っていた「赤シート」がスマホでデジタル教材になっているイメージです。
はじめ赤く塗りつぶされていますが、タップすると正解が表示されます。
暗記と言えばこの方法。非常に役立つツールですね。
④ スマート問題集
- 他の選択肢に左右されない一問一答形式
- 基本講座が終わるごとに単元に合わせて出題
- 各問題ごとの「受講者全体平均点」が表示
- 苦手な問題だけ出題される機能付き
- 通勤・通学時間など隙間時間を有効活用
⑤ セレクト過去問集
- 実際の試験と同じ方式での演習
- 過去問演習だけでも習得できるよう、解説が丁寧で分かりやすい
- 単に過去問を解くだけでなく、アプローチ方法・解法をマスターできる
- スマホでいつでもサクッと取り組める
⑥ 記述式 雛形暗記ツール
登記の申請書を作成する記述式対策で非常に便利な学習ツールです。
こちらも「③ 要点暗記ツール」と同様に、赤シート方式で効率的に重要雛形をマスターすることができます。
⑦ 記述式対策講座(動画講義約30時間)
基礎講座で学習したことを活かしながら、記述式対策を学習できます。
単に過去問を解いたり暗記するのではなく、新しい問題を解く上での「解法プロセス」を習得します。
不動産登記法と商業登記法の2科目について、それぞれ基礎編と過去編で構成されています。
⑧ 記述式問題/解答例・解説(PDF)
約25時間に及ぶ記述式対策講義で学習したことを活かして、模擬試験形式で問題を解きます。
PDFで提供されますので、各自印刷して繰り返し学習することが可能です。
解説もしっかり充実しているので、復習もしやすいです。
⑨ 記述式添削指導
通信講座では珍しい添削指導です。
司法書士の記述式試験は「これが正解」というのが難しく、ご自身では自分の解答がどこまで正しいのか判断が付きづらいものです。
そこでスタディングでは専用の添削問題を、オンライン上で提出することで採点者目線でのアドバイスをしてもらえます。
これは通信講座のフォロー制度としてかなり高品質と言えます。
いかがでしょうか。
最安値のスタディングですが、教材・カリキュラム・学習ツールが非常に充実しています。
動画が他社より短いため、少し不安になりますが、その分、暗記ツールや添削指導など、武器も備わっています。
スタディングの講師は?講師には確かな実績!
スタディングの司法書士講座は「山田巨樹講師」による講義です。
山田講師は1998年から最大手の予備校で講義をしている大ベテランです。
司法書士のような難関資格で、20年以上も指導にあたっている講師というのは非常に珍しく、貴重な人材です。
講座選びをするうえで、経歴としては全く問題なさそうですね。
とはいえ、講義の分かりやすさには各々好みがあると思います。
スタディングでは会員登録すれば無料で講義動画を視聴することができます。
無料の会員登録・動画視聴はコチラ!
受講を検討されている方は、必ず事前に確認しておいてください。
経歴が確かでも、
- 話し方
- ペース・間
- テンション
などがあなたに合わない場合があります。
1年以上受講する講師との相性が合わないと、学習効率の低下につながります。
しっかりデモ動画を確認したうえで、「山田講師の講義を受けてみたい!」という方は、スタディングを選びましょう!
スタディングの学習方法は?
基本講座⇔一問一答⇔過去問のサイクル学習
司法書士試験は、超難解な法律知識を問われることが特徴です。
単なる暗記にとどまらず、深い知識を使って応用しなければならないため、効率的に学習する必要があります。
そこでスタディングの学習スタイルは、
- 基本講座(インプット)
- 一問一答(アウトプット)
- 過去問(アウトプット)
を効率的に繰り返すことにより、無理なく自然に知識を定着させることを主軸にしています。
インプット講義が長い講座ですと、なかなか知識をアウトプットできず定着できません。
その状態で次々に新しい知識が入ってくると、序盤の知識がどんどん抜けていき非効率です。
スタディングは、基礎講義が細切れになっていて、都度都度「スマート問題集」を挟むことができます。
アウトプットしながらインプットもできるため、学習効率も上がります。
何よりこれらの学習の大半を「スマホやタブレット」で完結できてしまうことが大きな武器です。
働きながら3年近くも学習を続けるとなると、なかなか机に向かって勉強する時間を捻出することができません。
そこで、通勤時間などのスキマ時間を生かすには、このスマホ等を使った学習がベストです。
さらにスタディングには学習管理に役立つツールが充実していますので、紹介していきます。
学習フロー管理
スタディングの学習管理アプリでは、自動的に効率的な学習順序が構成されています。
「いつ問題演習を挟むか」
ということをいちいち考える必要がありません。
紙のテキスト・問題集では、自分で判断してテキストを入れ替えなければなりません。
スタディングの学習ツールは、
基礎講義⇒確認問題⇒実戦問題⇒基礎講義⇒確認問題⇒実戦問題⇒基礎講義・・・
と、勝手に最適な学習パターンに誘導してくれるのです。
もちろんご自身でのアレンジも可能なので、気分によって基礎講義・問題演習を選ぶこともできます。
学習時間・進捗時間を自動レポート!
通信講座ならではのハイテクな学習管理方法です。
講義の視聴や、問題集の解答履歴が自動的に記録されます。
同時に「学習時間」もレポートされるため、
「今日はまだこれくらいしかできていな」
「今月は先月より多く勉強できた!」
など、視覚的に学習戦略が立てられます。
従来のアナログな学習スタイルでは、
「そこそこ勉強した気がする・・・」
という感覚・記憶に頼っていたところが、はっきりと分かりますよ。
スタディングの特典・割引は?
スタディングには様々な特典・割引制度があります。
現時点で司法書士講座で適用対象となっているのは以下の特典です。
① 合格お祝い金制度
スタディングの司法書士講座を受講し、試験に合格すると以下の特典があります。
<特典利用の条件>(すべて満たす必要があります)
① 司法書士対象講座の受講
② 司法書士試験の合格
③ アンケートの提出
④ 合格体験記の提出
<特典内容>
合格コース 10,000円
合格したらお小遣いがもらえるというのはモチベーションにつながりますね。
元々が他社に比べて安いですが、10,000円バックと考えるとさらにお得感があります。
WEBメディアやパンフレットに掲載はされますので、そういったことに抵抗がないかたはメリットですね。
② スキルアップ割引制度
過去に指定のスタディング講座を受講した方が、司法書士講座を受講する場合に適用されます。
<割引内容>
6,000円OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
過去に受講した講座 | 次に受講する講座 |
中小企業診断士 1次2次合格コース 司法試験 総合コース/基礎コース 行政書士 合格コース 税理士 簿財2科目合格コース 税理士 法人税法合格コース 税理士 相続税法合格コース 税理士 国税徴収法合格コース 弁理士 総合コース/合格コース/論文対策コース コンサルタント養成講座 技術士二次試験合格コース ビジ法® 2級合格コース/3・2級セットコース FP2級合格コース/3・2級セットコース 宅建士合格コース マン管/管業 合格コース 賃貸不動産経営管理士合格コース 公務員 教養・教養/論文/面接・社会人コース 社労士 合格コース 社労士 総合コース 1級建築士総合コース |
司法書士総合コース |
スタディングの欠点・デメリットは?
ここまで、スタディングの司法書士講座のメリットを中心にお伝えしてきました。
スマホやタブレットを駆使した「スキマ時間学習」のツールは、スタディングを選ぶ強い理由になるのではないでしょうか。
一方でスタディングにもデメリットはあります。
各社講座には様々な特徴がありますので、それがあなたに合うかどうかも分かりません。
そのため、
学習ツールに惹かれて実際に受講してみたら自分には合わなかった!
ということがあります。
そうならないために、当記事ではスタディングの弱点・デメリットを取り上げていきます。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、スタディングの講座を選択して問題ないでしょう。
① 電子テキスト反面、紙媒体が別売!
スタディングはスマホやタブレット・パソコン端末での学習が基本です。
電子媒体だからこそ、スタディングの「スキマ時間学習」のメリットが生かされます。
スマホに慣れている方にとっては、全く問題ないと思います。
私もスタディングを受講していますが、スマホ1台で全て完結させています。
しかし、中には
「勉強は紙テキストでないとできない!」
という方も多くいらっしゃると思います。
その場合、別途紙のテキストをオプションで購入する必要があります。
ただ、それでも他社より圧倒的に安いので、まだまだ大きなデメリットとは言えませんね。
② テキストだけでなく問題集も電子のみ
テキストと同様、問題集も電子媒体のみです。
スマート問題集の解答履歴は自動記録してくれるので、紙の問題集にメモする必要はありません。
一方で、実戦形式の問題や記述式の場合には、どうしても紙で学習する必要があります。
もちろん、スタディングの問題集はPDF形式ですので、印刷することができます。
ただやはり手間になりますし、印刷代もかかります。
元々紙媒体のテキストであれば、そのまま書き込みが可能です。
実際の試験は紙媒体です。
この部分は、「紙媒体の問題集に劣る」と言えるでしょう。
③ 基礎講義が短い
はじめに解説したとおり、スタディングの講義は他社に比べると3~4割程度の時間です。
<動画講義の時間>
スタディング:180時間
アガルート:457時間
資格スクエア:401時間
東京法経学院:373時間(570時間)
LEC:468時間
※新15ヵ月合格コース
Wセミナー(TAC):627時間
※<入門総合本科生>20ヵ月本科生
この時間だけ見ると、スタディングの講座は手抜きのように見えてしまいます。
ただ、スタディングは基礎講義を合格に必要な内容ギリギリまでしぼり、問題演習に時間を割けるように計算されているのです。
そのため、スマート問題集をはじめとするなどの演習ツールが充実しており、アウトプット重視の学習画できるのです。
とはいえ、
「法律系の学習経験がないからじっくり講義を受けたい」
という方にとっては、スタディングの講座は難易度が高いかもしれません。
④ 実績が非公開
スタディングの講義は実績を公開していません。
司法書士講座に限らず、公開していません。
司法書士講座については、公表しているオンラインスクールはほとんどありませんので、
「スタディングだけが非公開」という訳ではありません。
⑤ テキストの内容が少し薄め
スタディングのテキストは、Web用に作成されているため、非常に簡潔にまとまっています。
スッキリしているということは当然、これがメリットにもなるのですが、一方でデメリットにもなります。
他社の紙媒体テキストはボリュームが多い分、内容が充実しています。
ある程度、司法書士に関する知識がある方には分かりやすいのですが、慣れていないと「物足りない」と感じる方も多いでしょう。
一方で、価格は圧倒的に安いです。
<主要講座価格>※( )内は通学
スタディング:78,100円
アガルート:265,320円
資格スクエア:172,260円
東京法経学院:346,500円円(1,104,400円)
LEC:441,000円(511,000円)
Wセミナー(TAC):484,000円(528,000円)
実績を取るか、コスパを取るか・・・。
これは好みの問題です。
大学生など、金銭的に余裕がない方は間違いなくスタディングがおススメです。
デメリットが容認できて、コスパを取るという方は、早速スタディングの講座を申し込みましょう!
まとめ―スタディングの司法書士講座に向いてる人・向いていない人
いかがでしたでしょうか。
講座選びは、ネームバリューや実績だけでなく、受講スタイルや教材・口コミなどから総合的に判断することが大事です。
そして何より、調べた情報から「あなたに合っている講座」を選択しなければなりません。
最後にここまでの情報から、スタディングの講座に向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 | テキストは馴染みのある紙派 |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
実務経験・行政書士など、関連知識がある方 | 全くの初学者の方 |
「向いてる人」に当てはまる方は、いますぐスタディングの講座を申込みましょう!
学習を決めたら早い方がオトクです!
「私には向いていないなぁ」という方は、他の司法書士講座情報をまとめていますので、↓の記事をご覧ください!
司法書士講座10社比較はコチラ!
私のおススメ1位!通信だけど紙媒体でしっかり学習したい方はアガルートアカデミーの司法書士講座をチェックしてみてください。
おススメ2位!動画講義もしっかりしていて、オンライン学習ツールも充実したバランスのいい資格スクエアの司法書士講座も、チェックしてみてください。