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中小企業診断士は中小企業の経営に関するコンサルタントとして人気の国家資格です。
中小企業診断士は名称独占資格であるため、「資格を保有していないとできない仕事」はありません。
しかしながら、経営に関する資質を示す資格として、保有者には一定の評価がなされます。
そのため、合格にはかなりの知識・努力が必要になります。
一般的に、1年は学習期間はほしいところです。
事前知識にもよりますが、
経営・会計・税務・法務・人事・労務・ITシステム
といった非常に幅広い分野を学習するため、独学では難しいでしょう。
多くの方が予備校・通信講座を受講しています。
これだけの難関資格ですから、大手予備校では20万円以上の受講料がかかってきます。
しかし最近では、新しい「通信講座会社(オンラインスクール)」が続々とできてきており、安価で優秀な講座があります。
そのひとつが「スタディング」です。
今回は、スタディングの講座が中小企業診断士講座の中で最安値であり、大手に比べて人気の理由・他社通信講座に比べたメリット・デメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
いきなり結論!スタディング中小企業診断士講座はおススメできるの?
結論としては、私の評定ではスタディング中小企業診断士講座は9講座中3位とさせていただいております。
他のオンラインスクールとの比較はこちらの記事をご覧ください。
ポイントは、
- 主要9社の中小企業診断士講座の中で最安値
- インプットからアウトプットまでスマホ一台で完結
- 講義+Web問題集の繰り返しで効率重視
この辺りになります。
なお中小企業診断士試験のスタディング通信講座を検討するにあたって、必ず、
の通信講座と比較するようにしてください。(上記テキストから各講座の分析記事にリンクします)
ではここから詳細を解説していきます。
大手資格予備校に比べて安い理由
① 価格を比較してみた
こちらは2023年9月時点のスタディングの中小企業診断士講座のカリキュラムです。
カリキュラムは3段階で、直前対策や模擬試験が付属した「コンプリートコース」で「63,800円」という価格です。
1・2次が付属した中小企業診断士講座の中ではかなり安値です。
他社講座価格は以下のとおりです。
<通信講座価格>
スタディング:63,800円
アガルート:107,800円
フォーサイト:77,800円
LEC:264,000円
TAC:295,000円
アガルート・フォーサイトも安いですが、中でもスタディングが安い方だということが分かりますね。
大手予備校と比較すると3分の1以下です。
ひと昔前ですと、「中小企業診断士を目指す」となると金銭面では非常にハードルが高いものでした。
しかし1・2次込みで7万円を切るとなると、社会人の方ならかなり手を出しやすいのではないでしょうか。
② 講義時間を比較してみた
価格も重要ですが、講座の内容も重要です。
比較しやすい講義時間を見てみましょう。
<動画講義の時間>
スタディング:161時間(基礎講義113時間+過去問講義48時間)
アガルート:128時間(基礎講義128時間)
フォーサイト:56時間(基礎講義56時間)
LEC:280時間(112回×1コマ150分)
※1次2次プレミアム合格コース
TAC:250時間(100回×1コマ150~180分)
※1・2次ストレート本科生
最安値のスタディングですが、講義時間はオンラインスクールの中では長めです。
1・2次いずれも基礎講義・過去問演習講義がバランスよく設定されており、問題はなさそうですね。
一方で、LECやTACといった通学予備校に比べると講義時間は短めです。
しかしこれには以下の理由が考えられます。
- 通学講座は大人数を対象としているため無駄な時間が多い
- 通学講座は確認問題を解く時間も講義時間にカウントされるため長くなる
といった通学講座には欠点があります。
通信講座はこれらの時間はカットされており、純粋な講義時間のみカウントされています。
そのため、短めに見えるのも「効率的」と言えるでしょう。
スタディングの講座はなぜこんなに安いの?
ではなぜスタディングの講座は他社に比べてここまで価格を抑えられるのでしょうか。
それはビジネスモデルに秘密があります。
通学講座は、優秀な講師や教室の数に限りがあります。
講師の人件費や教室の賃料を回収するために、単価を上げざるを得ません。
一方で通信講座は、一度撮影してしまえば不特定多数に配布することができるため、場所代がほとんどかかりません。
スタディングの場合、専用スタジオがありますので、設備代の初期コスト・スタジオの場所代はかかりますが、全国展開する予備校に比べれば大したことはありませんね。
また、講師も優秀な人材を一人確保できればよいですから、採用・研修費もギリギリまで抑えることができます。
そのため、価格を抑えられるのです。
と思うかもしれません。
しかし残念ながら、「通学講座」をメイン事業としている企業が「通信講座」を安く提供してしまうと、メインの「通学講座」を受講する人がいなくなってしまいます。
そうならないために、通信講座を通学講座並みにせざるを得ないのです。
つまり、
「価格が安い = 質が低い」ではない!!
ということをしっかりと理解しておいてください。
スタディング中小企業診断士講座の特徴は?
価格の安さと、その秘密はご理解いただけたかと思います。
ではここから本題で、スタディング中小企業診断士講座の内容に入っていきます。
良いところ・悪いところを分析しましたので、解説していきます。
下表はスタディングの中小企業診断士講座に向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 | テキストは馴染みのある紙派 |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
スタディングの中小企業診断士講座の合格実績は?口コミは?
スタディングは比較的新しいオンラインスクールです。
その中で中小企業診断士講座は、実は最も古い講座で、初めの事業なのです。
そのため、10年以上の実績があります。
ですが、残念ながら合格率や合格者数は公開していません。
スタディングの講座は中小企業診断士講座に限らず非公開なのです。
代わりに、受講者の口コミを紹介します。
どんな状況でもすぐに勉強を始められるのでとても効率的に学習が進み、結果的に最後まで完走する事が出来ました。
引用URL:公式HP(合格者の声)
やはり、スタディングの講座を選択した方は、
「時短学習にコミット」
「隙間時間を活用」
といった点に惹かれた方が多いようで、実際に受講しても実感できているようですね。
中小企業診断士は勉強する方が多いので、通勤時間などのスキマ時間の活用は非常に大切です。
スタディングのカリキュラムは?
スタディングの初学者向け講座は以下のとおりです。
3コースありますが、いずれも1次・2次両方の対策が可能です。
- ミニマムコースは、基礎講座のみ
- スタンダードコースは、ミニマムに演習講座が付属
- コンプリートコースは、スタンダードに直前対策・模試・Q&Aチケットが付属
という構成になっています。
スタディングのカリキュラムの特徴で、私が重要だと思うところはこちらです。
<管理人が重要だと思う特長!>
(1) 音声だけでも理解できる通信講座専用の講義
⇒通学講座を録画しただけの通信講座では、無駄が多いうえ分かりづらいです
(2) 1.5倍・2・3倍速対応
⇒通信講座の醍醐味。簡単な時や2回目・3回目の復習に活用しよう!
(3) スマホに記録される問題集・過去問集
⇒正解・不正解を手書きでチェックするのは非効率!すべてアプリがやってくれます
(4) 講義は最低限で、過去問演習にじっくり時間を割ける
⇒暗記系試験は過去問が超大事!
「時短学習にコミット」
と銘打つだけあって、効率的に学習できるツールはかなり充実していますね。
各々の勉強スタイルにはよりますが、「働きながら資格取得」という方にとってはどれも便利です。
もちろん他のオンラインスクールでも同様のツールが用意されている場合もあります。
しかし、一部テキスト・問題集がスマホ学習に対応していないケースもあります。
その点、スタディングは
「すべてスマホ完結」
という徹底ぶりです。
スマホ世代にはピッタリですね。
では、スタディングのカリキュラム、その他の特徴を以下に書いておきます。
① 学習戦略講座(動画講義約6時間)
具体的な内容に入る前に、6時間かけてみっちり学習戦略を考える講義です。
「戦略に6時間は長い!?」
と思うかもしれませんが、これから1年間戦う試験勉強のうちの6時間と考えればどうでしょうか。
闇雲にスタートするのではなく、「資格の全体像」を把握して学習スタートすることは非常に重要です。
もちろん、不要な方は飛ばしてスタートするのも良いと思います。
② 基本講座(動画講義約58時間)
- フルカラーで分かりやすく図解されたスライドを用いた解説
- 丁寧な解説で覚えにくい法律知識も理解しやすい
- 通学講座の録画ではなく、通信用の専用動画のため、音声だけでも理解できる
- 1.5倍・2倍速にも対応しており、通勤時・通学時・筋トレ時の流し聞きにも最適
- 検索・メモ機能の付いたWEBテキスト
③ 実戦フォローアップ講座
「基礎講義では触れていないが時々出題されるテーマを解説」
という講座です。
要は、応用講座ですね。
基礎講義がある程度理解できてきたタイミングで、実戦形式の問題を対策していく講座です。
④ スマート問題集
- 他の選択肢に左右されない一問一答形式
- 基本講座が終わるごとに単元に合わせて出題
- 各問題ごとの「受講者全体平均点」が表示
- 苦手な問題だけ出題される機能付き
- 通勤・通学時間など隙間時間を有効活用
⑤ セレクト過去問集
- 実際の試験と同じ方式での演習
- 過去問演習だけでも習得できるよう、解説が丁寧で分かりやすい
- 単に過去問を解くだけでなく、アプローチ方法・解法をマスターできる
- スマホでいつでもサクッと取り組める
⑥ 1次試験年度別過去問題集
直近2年分の過去問全7科目が解説付きで付いています。
PDF形式で展開されているため、
- 印刷して紙で学習
- スマホでそのまま学習
と、自分に合ったスタイルで学習可能です。
⑦ 模擬試験
全7科目分すべて模試が用意されています。
他の通信講座では模試が用意されていないところもあります。
スタディングはさらに模試の解説動画もついている充実ぶりです。
⑧ 1次直前対策講座(動画講義約21時間)
1次試験最後の追い込みに助かる直前対策講座です。
「あと数点」伸ばすのに、活用できます。
しっかりテキストもついており、充実しています。
⑨ 2次合格メソッド講座(動画講義約5時間)
2次試験における「戦略講義」のような位置づけです。
中小企業診断士試験は2次試験も非常に難易度が高いため、闇雲に学習を進めるのは危険です。
スタディングの2次対策は「ロジックマップ」を使って学習していきます。
まずはこのロジックマップの使い方・内容を理解するのがこのメソッド講座です。
⑩ 2次基礎講座(音声講義約33時間)
メソッド講座で学習した「ロジックマップ」を使って具体的に2次試験対策を進めていきます。
ロジックと解答が白紙になっているロジックマップも添付されているため、効率的に学習することができます。
いかがでしょうか。
最安値のスタディングですが、教材・カリキュラム・学習ツールが非常に充実しています。
他社と比べても劣っている点がほとんど見つかりません。
唯一あげられるのは、「紙テキスト・問題集ではない」という点くらいです。
スマホでの学習に慣れている方にとっては、間違いない講座ではないでしょうか。
スタディングの講師は?講師には確かな実績!
スタディングの中小企業診断士講座は「綾部貴淑講師」による講義です。
綾部講師は、スタディングを運営する「KIYOラーニング株式会社」の創立者・代表取締役でもあります。
元々「中小企業診断士の通勤講座」として開業したスタディング。
そのスタディングの代表が、いまでも自ら教鞭をふるいます。
10数年でここまで大きな会社に仕上げた綾部代表の講義ですから、とても信頼感がありますね。
とはいえ、講義の分かりやすさには各々好みがあると思います。
YouTubeに綾部講師の公式動画がありました。
受講を検討されている方は、必ず事前に確認しておいてください。
経歴が確かでも、
- 話し方
- ペース・間
- テンション
などがあなたに合わない場合があります。
1年以上受講する講師との相性が合わないと、学習効率の低下につながります。
しっかりデモ動画を確認したうえで、「綾部講師の講義を受けてみたい!」という方は、スタディングを選びましょう!
スタディングの学習方法は?
基本講座⇔一問一答⇔過去問のサイクル学習
中小企業診断士試験は、全7科目の専門知識を「深く広く」問われることが特徴です。
単なる暗記にとどまらず、深い知識を使って応用しなければならないため、効率的に学習する必要があります。
そこでスタディングの学習スタイルは、
- 基本講座(インプット)
- 一問一答(アウトプット)
- 過去問(アウトプット)
を効率的に繰り返すことにより、無理なく自然に知識を定着させることを主軸にしています。
インプット講義が長い講座ですと、なかなか知識をアウトプットできず定着できません。
その状態で次々に新しい知識が入ってくると、序盤の知識がどんどん抜けていき非効率です。
スタディングは、基礎講義が細切れになっていて、都度都度「スマート問題集」を挟むことができます。
アウトプットしながらインプットもできるため、学習効率も上がります。
また、スタディングはすべてスマホで完結します。
机に向かう必要がないため、
「忙しくて3日何もしてない・・・」
ということが起こりにくいのです。
「5分あればスマホでちょっと復習!」
そんな学習スタイルは、資格マニアから見ても理想的な方法ですよ。
スタディングの学習ツールで私が便利だと思うものを紹介していきます。
学習フロー管理
スタディングの学習管理アプリでは、学習フローが組み立てられています。
そのため、「この次はこれ」と自分で学習順序を考える必要がありません。
紙のテキスト・問題集では、自分で判断して行ったり来たりしなければなりませんよね。
スタディングの学習ツールは、
基礎講義⇒確認問題⇒実戦問題⇒基礎講義⇒確認問題⇒実戦問題⇒基礎講義・・・
と、勝手に最適な学習パターンに誘導してくれるのです。
もちろんご自身でのアレンジも可能なので、効率的な学習順序が選べます。
学習時間・進捗時間を自動レポート!
通信講座ならではのハイテクな学習管理方法です。
スマホで講義を聴いたり、問題集を解いたりした履歴が、このツールに自動記録されていきます。
あとで振り返って、
「今週はこれくらい学習できた」
「昨日は全然できなかったから明日取り返そう」
など、視覚的に学習戦略が立てられます。
従来の学習スタイルでは、
「これくらいやったかな」
という感覚・記憶に頼っていたところが、はっきりと可視化できますね。
スタディングの特典・割引は?
スタディングには様々な特典・割引制度があります。
現時点で中小企業診断士講座で適用対象となっているのは以下の特典です。
① 合格お祝い金制度
スタディングの中小企業診断士講座を受講し、試験に合格すると以下の特典があります。
<特典利用の条件>(すべて満たす必要があります)
① 中小企業診断士 1次2次合格コースの受講
∟ミニマムコース/スタンダードコース/コンプリートコース
② 中小企業診断士2次試験の合格
③ アンケートの提出
④ 合格体験記の提出
<特典内容>
10,000円
合格したらお小遣いがもらえるというのはモチベーションにつながりますね。
元々が他社に比べて安いで、10,000円バックと考えるとさらにお得感があります。
もちろんWEBメディアやパンフレットに掲載はされると思いますが、それに抵抗がなければ非常にうれしいですよね。
② スキルアップ割引制度
過去に指定のスタディング講座を受講した方が、中小企業診断士講座を受講する場合に適用されます。
<割引内容>
6,000円OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
過去に受講した講座 | 次に受講する講座 |
司法書士 総合コース/合格コース 司法試験・予備試験 総合コース/基礎コース 行政書士 合格コース 税理士 簿財2科目合格コース 税理士 法人税法合格コース 税理士 相続税法合格コース 税理士 国税徴収法合格コース コンサルタント養成講座 技術士二次試験合格コース 弁理士 総合コース/合格コース/論文対策コース 宅建士合格コース マン管/管業 合格コース 賃貸不動産経営管理士合格コース 簿記2級合格コース/3・2級セットコース FP2級合格コース/3・2級セットコース ビジ法® 2級合格コース/3・2級セットコース ビジ著® 上級合格コース/初級・上級セットコース 知的財産3・2級セットコース 販売士 2級合格コース/3・2級セットコース 公務員 地方上級・市役所 教養コース 社労士 合格コース 社労士 総合コース 1級建築士総合コース |
中小企業診断士 |
スタディングの欠点・デメリットは?
ここまで、スタディングの中小企業診断士講座のメリットを中心にお伝えしてきました。
公式HPやPRサイトでは、長所やメリットしか紹介されません。
講座の受講スタイルには、各社様々な色がありますが、それがあなたにとって合うものとは限りません。
そのため、
評判が良かったから実際に受講してみたら自分には合わなかった!
ということがあります。
そうならないために、スタディングの欠点・デメリットを取り上げてみます。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、スタディングの講座を選択して問題ないでしょう。
① 電子テキスト反面、紙媒体が別売!
スタディングはスマホやタブレット・パソコン端末での学習が基本です。
電子媒体だからこそ、スタディングの「スキマ時間学習」のメリットが生かされます。
スマホに慣れている方にとっては、全く問題ないと思います。
私もスタディングを受講していますが、スマホ1台で全て完結させています。
しかし、中には
「勉強は紙テキストでないとできない!」
という方も多くいらっしゃると思います。
その場合、別途紙のテキストをオプションで購入する必要があります。
そうすると、アガルートやフォーサイトより高額になってしまい、スタディングの良さ(最安値)がなくなってしまいます。
したがって、紙媒体のテキストがないことは、紙派の方にとっては大きなデメリットといえます。
② テキストだけでなく問題集も電子のみ
テキストと同様、問題集も電子媒体のみです。
基本的には、スマホで完結するので、スマホやタブレットの取り扱いに慣れている方には全く問題ありません。
ただ、こちらも電子派にとってはデメリットにはなりませんが、
「問題集には正解・不正解をメモしていきたい!」
という方にとってはデメリットですね。
スタディングには学習管理ツールがあるので、実際には「自動的に成績・履歴を記録してくれる」のですが、ご自身の学習方法に慣れてしまっている方も多いと思います。
一方で、実戦形式の問題や記述式の場合には、どうしても紙で学習する必要があります。
スタディングの問題集はPDF形式で、印刷することができます。
ただやはり手間になりますし、印刷代もかかります。
元々紙媒体のテキストであれば、そのまま書き込みが可能です。
実際の試験は紙媒体です。
この部分は、「紙媒体の問題集に劣る」と言えるでしょう。
③ 基礎講義が短い
はじめに解説したとおり、スタディングの講義は大手予備校に比べると6~7割程度の時間です。
<動画講義の時間>
スタディング:161時間(基礎講義113時間+過去問講義48時間)
アガルート:142時間(基礎講義142時間)
フォーサイト:49時間(基礎講義46時間)
LEC:265時間(106回×1コマ150分)
※1次2次ストレート合格コース
TAC:223時間(100回×1コマ150~180分)
※1・2次ストレート本科生
この数字だけを見ると、
「やっぱり大手はしっかりしてるな。」
「新しいオンラインスクールは手抜きなのか?」
と思われる方が多いと思います。
しかし私は大手予備校の講座も、新興のオンラインスクールの講座も受講してきました。
そこで、
- 大手予備校の通信は、通学講座の録画のため無駄が多い
- 通学講座は受講者が目の前にいるので、無駄が多い
ということが分かりました。
繰り返しになりますが、講義は長ければいいものではありません。
スタディングの講座は確かに大手予備校に比べると短めですが、受講者の口コミを見ても不足しているということはありません。
④ 実績が非公開
スタディングの講義は実績を公開していません。
中小企業診断士講座に限らず、公開していません。
公開された実績だけで講座を選んでいいわけではありません。
しかし、やはり実績が数字として表現されていると、安心感がありますよね。
カリキュラムや教材、合格者インタビューなどを見る限り、他社に比べて実績が劣っているようには見えません。
いつかスタディングでも実績を公表するようにしてほしいですね。
一方で、価格は圧倒的に安いです。
<通信講座価格>
スタディング:63,800円
アガルート:107,800円
フォーサイト:77,800円
LEC:264,000円
TAC:295,000円
実績を取るか、コスパを取るか・・・。
これは好みの問題です。
大学生など、金銭的に余裕がない方は間違いなくスタディングがおススメです。
デメリットが容認できて、コスパを取るという方は、早速スタディングの講座を申し込みましょう!
まとめ―スタディングの中小企業診断士講座に向いてる人・向いていない人
いかがでしたでしょうか。
講座選びは、ネームバリューや実績だけでなく、受講スタイルや教材・口コミなどから総合的に判断することが大事です。
そして何より、調べた情報から「あなたに合っている講座」を選択しなければなりません。
最後にここまでの情報から、スタディングの講座に向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 | テキストは馴染みのある紙派 |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
「向いてる人」に当てはまる方は、いますぐスタディングの講座を申込みましょう!
学習を決めたら早い方がオトクです!
「私には向いていないなぁ」という方は、他の中小企業診断士講座情報をまとめていますので、↓の記事をご覧ください!