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司法書士は法律系資格の最高峰とも言われる国家資格です。
必要な学習時間は2,000~3,000時間必要と言われており、
学習に専念しても1年以上、働きながらだと3年前後かかる、超難関資格です。
当然、予備校やオンラインスクールの受講は必須となります。
しかし、それだけの長期かつ難関資格ですので、大手予備校ですと50万円以上の費用がかかるため、気軽に手を出せるものではありません。
また約3年もの間、働きながら通学し続けることは非常に大変です。
そこで、非常に安価な優秀なオンラインスクールがおススメされています。
そのひとつが「アガルートアカデミー」です。
アガルートアカデミーは大手の半分以下の価格で、通信・通学のメリット合わせもった講座を提供しています。
ここ最近で非常に注目のオンラインスクールです。
今回は、アガルートアカデミー司法書士講座の特徴・他社講座に比べたメリット・デメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
まず結論!アガルート司法書士講座はおススメできるのか?
結論としては、私の評定ではアガルート司法書士講座は10講座中1位とさせていただいております。
他の予備校・オンラインスクールとの比較はこちらの記事をご覧ください。
ポイントは、
- 低価格で講義動画が充実している(長さ)
- 通信講座なのに紙テキスト
- デジタル教材は弱い
- オンラインスクール業界の中では平均的な価格
この辺りになります。
なお司法書士試験のアガルートアカデミー通信講座を検討するにあたって、必ず、
のと比較するようにしてください。(上記テキストから各講座の分析記事にリンクします)
ではここから詳細を解説していきます。
大手資格予備校に比べて安い理由
① 価格を比較してみた
こちらは2023年9月時点のアガルートアカデミーの司法書士講座のカリキュラムです。
アガルートの司法書士講座は「265,320円」となっています。
また、他の講座と比較してみましょう。
1・2次対策の他社講座価格は以下のとおりです。
<主要講座価格>※( )内は通学
アガルート:265,320円
資格スクエア:172,260円
スタディング:78,100円
東京法経学院:346,500円円(1,104,400円)
LEC:441,000円(511,000円)
Wセミナー(TAC):484,000円(528,000円)
ご覧のとおり、大手予備校に比べると3~4割程度の安さです。
一方で、オンラインスクール業界で比較すると、やや高額ですが、平均的といったところでしょうか。
価格だけ見ると、アガルートより安い講座はあります。
それでも私がアガルートをおススメ1位にしたのはなぜか、この後詳しく解説していきます。
② 講義時間を比較してみた
講座選びは価格だけでは測れません。質が重要です。
まずは動画講義の時間を見てみましょう。
<動画講義の時間>
アガルート:457時間
資格スクエア:401時間
スタディング:180時間
東京法経学院:373時間(570時間)
LEC:468時間
※新15ヵ月合格コース
Wセミナー(TAC):627時間
※<入門総合本科生>20ヵ月本科生
LECやWセミナーの講座が長く見えるのは、通学講座の録画であるため、ムダが多く長くなってしまうことが影響しています。
Wセミナーの通信講座専用のカリキュラムは、専用スタジオでの録画のため437時間です。
アガルートと同程度ですね。
そのため、アガルートの講座は、
時間だけ見るとかなり充実している
といった印象です。
詳細は後ほど解説しますが、
基礎講座・記述式対策・過去問対策と、バランスの良いカリキュラムになっているため、無難と言えます。
もちろん講座の善し悪しは「講義の長さ」だけでは測れません。
この後、講座の中身について詳細に解説していきます。
ですのでこのデータからは、
少なくとも
「大手に比べて価格が安い=手抜き」ではない
ということを理解していただければと思います。
アガルート司法書士講座の特徴は?
アガルートが安い割にボリュームはしっかりしているということは理解いただけたかと思います。
ではここから本題で、アガルートアカデミー司法書士講座の良いところ・悪いところをまとめていきます。
下表は司法書士講座にアガルートアカデミーが向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは馴染みのある紙派 | テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 |
講義・演習をバランスよくやりたい | 講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
アガルートの司法書士講座の合格実績は?
講座を選びの判断基準として「合格実績」があります。
合格率が高いからと言って、あなたに合うとは限りませんが、高いと安心感があります。
しかし残念ながらアガルートアカデミーの司法書士は、実績を公開していません。
アガルートは他の講座では実績(合格率)を公開してます。
司法書士は開講したばかりの講座のため、合格率を開示するほどのデータが取れていないのでしょう。
今後、何年か実績が出たら、公開してくれると思います。
アガルート司法書士講座の口コミは?
続いて受講者の口コミを見てみましょう。
こちらも公式HPでは公開されていないため、SNSで受講者の意見を探してみました。
司法書士試験講座って、だいたい4〜50万円かかるけど、アガルートは安い。テキストのボリュームはしっかりしているし、浅野講師の資料(多い)で、暗記の助けをしてくれるから、知識はついてくると思う。
— Norikazu (@nontan6261) March 14, 2020
あと、予備校は何も1つに絞らなくてOKです。
ぼくは今BEXAと辰巳を利用してます。
司法書士試験だって、たとえば(記述が微妙な)三枝先生の資格スクエアに加えて、小玉先生のアガルート記述講座をとれば、講師は最強なのに大手より格安(合計で29万円切る)、弱点なしっていうチートモードになります。
— コロ助@司法書士試験コーチ (@korosuke1ban) December 15, 2019
SNS上の口コミもほとんどありませんでした。
アガルートアカデミーの司法書士講座はまだまだノビシロのある講座ですね。
アガルートのカリキュラムは?
アガルートの初学者向けカリキュラムは以下のとおりです。
各科目に対して、テキスト・問題集が一冊ずつ付いており、別途ひな形集・解答冊子があります。
アガルートの総合カリキュラムの特徴は以下のとおりです。
- 300時間超と充実の基礎講義
- 記述対策講義も55時間と充実
- フルカラーテキストは紙で届く
- 基礎講義と並行して過去問・記述式を学習
- 2次試験対策も詳細に解説
この価格で司法書士試験対策が可能というのは、紙テキスト派の方にとってはアガルートで間違いないでしょう。
では次から、教材について深堀していきます。
アガルートの教材は?
アガルートを選ぶことのメリットとして、
テキストが紙媒体である
という点が非常に大きいです。
スマホやタブレットの普及により、デジタルテキストも広く浸透してきましたが、
「やっぱり紙が良い」
という人はまだまだ多いと思います。
当然、企業としては紙の方がコストがかかりますので、受講料が高額になりがちです。
しかし、アガルートは初めから紙媒体のテキストが標準です。
講座選びをするときには、
- 紙で学習したいか
- 電子で学習したいか
ご自身の学習スタイルに合わせて選択することが大切です。
ではその他、アガルートの教材の特長・メリットを書いていきます。
① テキストはフルカラーの紙媒体
アガルートのテキストサンプルが↓こちらです。
前述したとおり、アガルートの公式テキストは紙媒体ですので、スマホでの学習に慣れていない方にとっては嬉しいですね。
一方でサンプルを見ると、フルカラーではありますが、3色程度ですのでそれほど「フルカラー」といった印象はないですね。
特徴をまとめると以下の通りです
- フルカラーでわかりやすい(それほど色鮮やかではない)
- 緑と黒の文字色で、シンプルなつくり
- 登記の申請書や記録例を多数収録しているため、記述式試験対策に繋げやすい。
- 講師が作成しているため、講義とリンクしている
- 補足情報や専門用語などを本文の近くに配置することで、情報を一冊に集約
② 8名の講師による講義動画
アガルートアカデミーの司法書士講座は浅野勇貴講師による講義です。
浅野講師は現役の司法書士・行政書士で、司法書士会の理事も務める現役バリバリの実力派です。
YouTubeに浅野講師による司法書士講義のサンプル動画がありました。
受講を検討されている方は、必ず事前にチェックしてください。
浅野講師の経歴は申し分ありませんが、講義があなたと相性が合うかは分かりません。
- 話し方
- テンポ・間
- テンション
これらがマッチしないと、せっかくテキストが良くても頭に入ってきません。
サンプル講義をしっかり確認して、もし合うようであればアガルートの講座で間違いないと思います!
アガルートの特典・割引は?
アガルートには、様々な合格特典や割引制度があります。
① 合格者返金・お祝い金制度
アガルートの司法書士講座を受講し、試験に合格すると以下の特典があります。
<特典利用の条件>(すべて満たす必要があります)
① 合否通知書データの提出
② 合格体験記の提出
③ 合格者インタビューの出演
④ 以下の講座が対象
▼司法書士試験/入門総合講義/全科目
▼司法書士試験/入門総合カリキュラム
<特典内容>
①お支払金額全額返金
②お祝い金3万円進呈
アガルートの司法書士講座は比較的低価格ですが、それでも十数万円がかかってきます。
それが全額返金というのはかなりのお得感がありますね。
合格者インタビューの出演などで、HPやメディアへ露出がある可能性はありますので、そういったことに抵抗がない方が対象にはなります。
特に気にしない方にとってはモチベーションアップにもなりますね。
② 各種割引制度
A.司法書士試験受験経験者の割引制度
以前に司法書士試験を受験した方が受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の講座を受講した場合に適用されます。
割引対象講座 |
・入門総合講義 ・入門総合カリキュラム |
B.他資格試験合格者割引制度
該当の資格に合格している方が、対象の講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
以下の資格試験に合格されている方 |
・2021 入門総合講義 ・2021 入門総合カリキュラム |
C.他校乗換割引制度
他社の講座を受講した経験ある方が、対象の講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の条件で再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
他社の有料講座を受講した経験ある方 |
・入門総合講義 ・入門総合カリキュラム |
アガルートの欠点・デメリットは?
ここまでは、アガルートアカデミーのメリットやおすすめポイントを中心にお伝えしてきました。
数ある司法書士講座の中で、おススメ1位にしているだけあって、かなり好印象だったのではないでしょうか。
しかし資格講座には、良い点だけでなく必ずデメリットがあります。
これは人によって学習スタイルが異なるため、やむを得ないことではあります。
「誰かにとってのメリット」が「あなたにとってのメリット」であるとは限らないためです。
高額な受講料を払った後に、
「実際に受講してみたら自分には合わなかった・・・」
となってしまっては最悪です。
当サイトでは、デメリットとなりうる点についてはしっかり触れていきます。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、アガルートの司法書士講座を選択して問題ないでしょう。
① 紙媒体はある反面、電子テキストに対応していない!
アガルートアカデミーは、オンラインスクールでありながら、
「テキストが紙媒体である」
という点が特徴です。
「紙媒体で勉強したい!」
という方にとっては全く問題ありません。
一方で、最近ではスマホやタブレットなどで通勤時間などを利用して学習する方が増えています。
「スキマ時間学習」といって、働きながらの限られた時間の中で勉強する方にとっては非常に重要です。
もちろん紙媒体でも通勤時間に学習することはできます。
しかし、テキスト・問題集合わせて20冊近くありますので、全て持ち歩くわけにはいきません。
満員電車ではテキストを開くことも大変です。
スマホで学習できるデジタルテキストに比べると、大きなデメリットと言えるでしょう。
② テキストだけでなくeラーニングにも対応していない
基本テキストだけでなく、問題集も同様です。
昔は色鉛筆やカラーペンをもって、問題集にチェックを入れながら学習していました。
しかしスタディングや資格スクエアといった最近のeラーニングでは、自動的に学習履歴や正誤履歴を記録してくれます。
「スキマ時間学習」で通勤電車や移動中に学習するのに、チェックは付けづらいですよね。
やはりeラーニングなどのシステムを導入している講座と比べると、紙媒体の問題集のみはデメリットと言えるでしょう。
③ 値段重視だとスタディングに劣る
アガルートアカデミーの通信講座は、かなり安価な部類です。
<主要講座価格>※( )内は通学
アガルート:265,320円
資格スクエア:172,260円
スタディング:78,100円
東京法経学院:346,500円円(1,104,400円)
LEC:441,000円(511,000円)
Wセミナー(TAC):484,000円(528,000円)
ただ、スタディングや資格スクエアと比べると高くなってしまいます。
「超難関の司法書士講座」と考えれば、多少高額でも自分に合った講座を選んでいただきたいです。
しかし、「お金ないから少しでも安い方が良い!!」という方にとっては、スタディングや資格スクエアに劣ってしまいます。
④ 大手予備校に比べると収録時間が短い
アガルートの講座は、通信講座の中では十分な講義時間です。
<動画講義の時間>
アガルート:457時間
資格スクエア:401時間
スタディング:180時間
東京法経学院:373時間(570時間)
LEC:468時間
※新15ヵ月合格コース
Wセミナー(TAC):627時間
※<入門総合本科生>20ヵ月本科生
一方で大手予備校と比べると少し短く見えます。
「講義は長い方がいい!」
という方にとっては欠点になるでしょう。
ただ、こちらは前述したとおり、
通学講座は時間が長くなりがちです。
実際の講義をイメージしていただければ分かると思いますが、演習時間やテキストを開いたりする時間も、積み重なればかなりの時間になります。
また、休憩時間が含まれている場合もあります。
通信講座はこういった時間が完全にカットされていますので、無駄なく学習することができます。
従って、この点は気にする必要はないと思っています。
まとめ―アガルートの司法書士講座に向いてる人・向いていない人
本記事では、アガルートの司法書士講座の特徴を解説してきました。
各社さまざまな特徴がありますので、
- あなたにとっていいところ
- あなたにとって悪いところ
どちらもあったと思います。
今回解説した内容から、司法書士講座にアガルート講座が向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは馴染みのある紙派 | テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 |
講義・演習をバランスよくやりたい | 講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
「向いてる人」に当てはまる方は、いますぐアガルートの講座を申込みましょう!
向いていない人は、他の司法書士講座情報をまとめていますので、↓の記事をご覧ください!
なお、「スマホ学習派」「ギリギリまで安い方が良い!」という方は、資格スクエア・スタディングの講座がおススメです。
資格スクエア・スタディングの講座ついては以下の記事を参考にしてください。
通学講座や、実績・歴史のある予備校を希望する方は、東京法経学院がおススメです。
東京法経学院の講座については、以下の記事を参考にしてください。