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「行政書士」は行政法を中心とした法務関連書類の作成・提出を独占業務とする国家資格であり、合格率10%前後という難関試験に合格する必要があります。
暗記が中心となる試験のため、独学での合格も不可能ではありません。
しかし法学部など、法律系の勉強経験がない方にとっては、法律独特の表現や解釈に悩まされ、時間がかかってしまうことがあります。
一方で行政書士は、ほとんどの方が働きながらの受験になるため、なかなか勉強時間の捻出が難しいでしょう。
そのため、ほとんどの合格者は予備校やオンラインスクールの講座を受講しています。
ただ働きながら予備校に通うのはなかなか難しく、躊躇してしまいますよね。
ひと昔前までは、資格の予備校と言えば「通学」というイメージでしたが、最近では優秀な通信講座がたくさん生まれています。
そのひとつが「アガルートアカデミー」です。
今回は、アガルートアカデミー行政書士講座の合格率が高い理由・他社通信講座に比べたメリット・デメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
まず結論!アガルート行政書士講座はおススメできるのか?
結論としては、私の評定ではアガルート行政書士講座は12講座中1位とさせていただいております。
他の予備校・オンラインスクールとの比較は以下の記事をご覧ください。
ポイントは、
- 全講座随一の講義動画充実度(長さ・カバー率)
- 新興のスクールながら実績が高い
- 通信講座なのに紙テキスト・一方で電子に弱い
- 通信講座業界では高額
この辺りになります。
なお行政書士試験のアガルートアカデミー通信講座を検討するにあたって、必ず、
の通信講座と比較するようにしてください。(上記テキストから各講座の分析記事にリンクします)
ではここから詳細を解説していきます。
大手資格予備校と比べてみた
① 価格を比較してみた
こちらは2023年11月時点のアガルートアカデミー行政書士講座のカリキュラムです。
価格はフルカリキュラムで「209,440円」と通信講座の中では高額ですが、トータル300時間超の講座時間を見れば納得感があります。
アガルートの「入門総合カリキュラム・フル」と同等カリキュラムの大手予備校講座価格は以下のとおりです。
<通信講座価格>※( )内は通学
アガルート:209,440円
TAC:198,000円(198,000円)
大原:178,000円(193,000円)
LEC:205,000円(205,000円)
このように、アガルートの通信講座は大手予備校と同程度です。
② 講義時間を比較してみた
価格は高額です。
しかし重要なのは質です。合格できなければ安くても意味がありません、
講義の質は比較しづらいため、講義動画の時間で比較してみました。
<インプット講義の講義時間>
アガルート:382時間(インプット講座273時間+過去問解析講座109時間)
TAC:199時間(79回×1コマ150~180分)
※プレミアム本科生Plus
大原:184時間(69回×1コマ160分)
※行政書士入門合格コース
LEC:208時間(84回×1コマ120~155分)
※パーフェクトコースSP
いかがでしょうか?
一般的には通信講座に比べて、通学講座の方が長くなります。
しかし、アガルートの通信講座は、大手予備校に劣らないどころか、時間だけ見ると倍近く勝っているのです。
もちろん「講義時間が長ければよい」というものではありません。
できるだけコンパクトに必要十分な情報を得られることがベストです。
ですのでこのデータからは、
少なくともアガルートアカデミーが「価格が安い=手抜き」ではない
ということを理解していただければと思います。
アガルート行政書士講座の特徴は?
価格が安いから質が低い、ということではないということは理解いただけたかと思います。
ではここから本題で、アガルートアカデミー行政書士講座の良いところ・悪いところを分析しましたので、解説していきます。
下表はアガルートの行政書士講座に向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
法学・行政書士の初学者 | 法学・行政書士の学習経験者 |
テキストは馴染みのある紙派 | テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 |
理解力がないので基礎講義に時間を取りたい | 講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい |
お金をかけても確実に合格したい | できるだけ安く済ませたい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
アガルートの行政書士講座の合格実績は?
講座選びにおいて、カリキュラムや教材ももちろん大事ですが、何より「合格実績」は気になりますよね。
いくら、
「講師が素晴らしい」「講座が分かりやすい」
とPRしていても、実績がないと説得力がありません。
令和4年度、2022年に実施された行政書士試験の結果が発表されました!
その結果は・・・
合格率56.17%、全国平均の4.63倍という驚異の高合格率!!
難関国家資格でこの合格率は正直他でも見たことがありません。
もちろん合格率だけでは語れませんが、まず講座選びにスタートラインには立ったのではないでしょうか。
この後のメリット・デメリットの解説を読んでいただき、ご自身に合うようであれば、実績は申し分ないと思って問題ないでしょう。
アガルートのカリキュラムは?
アガルートの初学者向け講座は以下のとおりです。
少し複雑に見えますが、
ライト ⇒ 逐条ローラーインプット講座・文章理解対策講座なし
フル ⇒ 逐条ローラーインプット講座・文章理解対策講座あり
の違いです。
入門カリキュラムの特徴は以下のとおりです。
- 他社講座に比べて、充実の基礎講義
- アウトプット講座も約109時間という驚異的な時間
- フルなら+73時間の対策講座もあるので最後まで気を抜かずにやり切れる
- 模擬試験は解説動画なしで1回分付属
- 全17冊のテキストでガッツリ学べる
値段は決して安い方ではありませんが、この充実度であれば「高すぎる」ということはないでしょう。
アガルートの教材は?
アガルートの教材の特徴は、通信講座でありながら「紙媒体」のテキストが標準付属である点です。
実は通信講座専門の場合、紙媒体のテキストが付属していることは珍しく、電子媒体がほとんどです。
紙媒体があったとしても有料オプションだったりするため、紙媒体というのは貴重だったりします。
その他、アガルートの教材の特長・メリットを書いていきます。
① テキストがフルカラーの紙媒体
引用:アガルート公式HP(入門総合講義/入門総合カリキュラムの9つの特長)
前述したとおり、アガルートの公式テキストは紙媒体ですので、電子が苦手な方にとっては非常にメリットですね。
さらにフルカラーですので、法律系の学習経験がない方にも分かりやすいですね。
その他、以下の特徴があります。
- フルカラーでわかりやすい
- 個人情報保護用や公職選挙法など最新の法改正にも対応
- ツラツラと解説を並べず、問題の解法やヒントなども本文近くに載せることで、情報を1冊に集約
- 図表を豊富に使用して、読み直しの少ない分かりやすさ
② 民法改正に完全対応
120年ぶりの民法大改正への対応はもちろん、出題範囲の法改正には適時対応しています。
2020年度試験から、新民法での出題になりますが、アガルートはテキスト・講義ともに刷新されています。
③ 豊村講師による分かりやすい講義動画
アガルートアカデミーの講師陣は、明るさと聴き取りやすい口調の講義に定評があります。
行政書士講座も例外ではなく、豊村慶太講師による講義がとても分かりやすいです。
豊村講師は、行政書士試験業界では知らない人はいないほど有名なトップ講師です。
大手予備校での講師経験や、自身の著書も出版されており、行政書士試験を知り尽くしている方です。
とはいえ、講義については好みがあると思います。
Youtubeに講義動画のサンプルが掲載されていますので、事前にチェックしておきましょう。
YouTube「【民法改正完全対応】入門総合カリキュラム(豊村クラス4期生)ガイダンス 豊村慶太講師|アガルートアカデミー行政書士試験」
聞いていただくと分かるように、
- ハイトーンボイスの少し早めの口調
- 声のトーンに強弱がある
- メリハリのあるしゃべり方
- 比較的若め?
ですね。
実績は申し分ないと思いますので、豊村講師の話し方に好感が持てる方は、アガルート行政書士講座を受講してみるといいでしょう。
アガルートの学習戦略は?
出題割合・足切り点を考慮した戦略
行政書士試験では、
① 5つの法学:244/300点(最低122点)
② 一般知識等:56/300点(最低24点)
⇒合計180点
が合格ラインです。
そのため、
「全科目を完璧に!」
「どちらかを捨てる!」
という選択はできません。
アガルートアカデミーの行政書士講座では、以下のバランスを学習戦略としています。
<アガルート行政書士講座の戦略>
① 5つの法学で160点以上、うち民法・行政法で150点以上
② 一般知識等で28点以上
を目指す!
講義時間は長いですが、決して「すべて完璧に」という方針ではなく、合格ラインを確実に取りにいこうという方針です。
科目ごとの攻略法を公開
アガルートではHPに科目ごとの攻略法をコラムとして公開しています。
これにより、学習方針が事前に分かるので受講者も安心して始めることができますね。
<択一式の攻略法>
① 民法:問題文の長文化・試験範囲の広範囲化対策として「解法確立による解答時間短縮」「『解けるべき論点』に集中」
② 基礎法学:2問中1問に絞り、それ以上は追いかけない
③ 憲法:「A. オーソドックスな問題」「B. 変わった問題」があるので、Aに集中してBは捨てる
④ 行政法:ここが大事!短答式240点中92点ので、過去問の検討を徹底的におこなう。
⑤ 商法:出題数は少ないのに試験範囲は広い。しかし過去問の検討をしっかりやれば取れる。
⑥ 政治・経済・社会:最近は過去問の検討をしっかりやれば取れる。
⑦ 情報通信・個人情報保護:試験範囲が年々変わりつつあるので、傾向に合わせる。
⑧ 文章理解:学習が後手になりがちだが、しっかりと時間を割くべき
参考・引用:アガルート公式HP(行政書士コラム-短答式攻略法)
<記述式の攻略法>
① 行政法:用語そのものの意味を問われるため、用語に関する関連情報を覚えていく
② 民法:「ある制度を利用する条件」「ある制度を利用することによる効果」を問われるため、ここを抑える
参考・引用:アガルート公式HP(行政書士コラム-記述式攻略法)
アガルートの特典・割引は?
アガルートには、様々な合格特典や割引制度があります。
アガルートは他社に比べると安いとはいえ、15~20万円ほどかかってきます。
少しでも値段を抑えたいところですので、活用できる制度はしっかり活用して、コスパよく合格にたどり着きましょう!
① 合格者返金・お祝い金制度
アガルートの行政書士講座を受講し、試験に合格すると以下の特典があります。
<特典利用の条件>(すべて満たす必要があります)
① 合否通知書データの提出
② 合格体験記の提出
③ 合格者インタビューの出演(お祝い金は顔写真データ提出)
④ 以下の講座が対象
▼行政書士試験/入門総合カリキュラム/ライト
▼行政書士試験/入門総合カリキュラム/フル
▼行政書士試験/演習総合カリキュラム/ライト
▼行政書士試験/演習総合カリキュラム/フル
▼行政書士試験/上級総合カリキュラム/ライト
▼行政書士試験/上級総合カリキュラム/フル
<特典内容>
受講料全額返金または合格祝い金50,000円分アマギフ
いかがですか?
すごいですよね!合格したら全額返金してもらったり、お小遣いをもらえちゃうんですよ。
もちろんインタビューに出演してWEBメディアなどに掲載はされると思いますが、それに抵抗がなければ非常にうれしいですよね。
② 割引制度
アガルートでは、様々な条件での割引制度が充実しています。
適用できる方はさらにお得に受講できるので、ぜひとも利用したいところですね。
A.アガルート受講者割引制度(ステップアップ割引制度)
過去にアガルートの入門行政書士講座を受講した方が、次年度の演習講座を受講する場合に適用されます。
<割引内容>
10%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
過去に受講した講座 | 次に受講する講座 |
入門総合講義 入門総合カリキュラム 速習カリキュラム |
・入門総合講義 ・入門総合カリキュラム ライト ・入門総合カリキュラム フル ・演習総合講義 ・演習総合カリキュラム ライト ・演習総合カリキュラム フル ・上級総合カリキュラム ライト ・上級総合カリキュラム フル |
B.アガルート受講者割引制度(再受講割引制度)
過去にアガルートの行政書士講座を受講した方が、再度次年度の講座を受講する場合に適用されます。
<割引内容>
20%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
過去に受講した講座 | 次に受講する講座 |
演習総合講義 演習総合カリキュラム |
・入門総合講義 ・入門総合カリキュラム ライト ・入門総合カリキュラム フル ・演習総合講義 ・演習総合カリキュラム ライト ・演習総合カリキュラム フル ・上級総合カリキュラム ライト ・上級総合カリキュラム フル |
C.行政書士試験受験経験者の割引制度
以前に行政書士試験を受験した方が、翌年度の行政書士講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の講座を受講した場合に適用されます。
次に受講する講座 |
・演習総合講義 ・演習総合カリキュラム ライト ・演習総合カリキュラム フル ・上級総合カリキュラム ライト ・上級総合カリキュラム フル |
D.他資格試験合格者割引制度
該当の資格に合格している方が、対象の講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
以下の資格試験に合格されている方 |
・入門総合講義 ・入門総合カリキュラム ライト ・入門総合カリキュラム フル ・演習総合講義 ・演習総合カリキュラム ライト ・演習総合カリキュラム フル ・上級総合カリキュラム ライト ・上級総合カリキュラム フル |
E.他校乗換割引制度
他社の講座を受講した経験ある方が、対象の講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の条件で再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
他社の有料講座を受講した経験ある方 |
・入門総合講義 ・入門総合カリキュラム ライト ・入門総合カリキュラム フル ・演習総合講義 ・演習総合カリキュラム ライト ・演習総合カリキュラム フル ・上級総合カリキュラム ライト ・上級総合カリキュラム フル |
アガルートの欠点・デメリットは?
ここまで、アガルートアカデミーの行政書士講座のメリットを中心にお伝えしてきました。
当然どの会社の資格講座であっても「メリット」はアピールするのでよくわかります。
しかし「デメリット」はあまり語られないので、
口コミに乗せられて受講してけど、こんなはずじゃなかった!
ということがよくあります。
そこで今回は、デメリット・欠点についてもしっかり触れていこうと思います。
行政書士に限らず、数々の講座と比較したデメリット・欠点です。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、アガルートの行政書士講座を選択して問題ないでしょう。
① 紙媒体はある反面、電子テキストに対応していない!
「紙媒体に対応している」
という点をメリットとしてお伝えしました。
その一方で、「電子媒体に対応していない」のです。
効率重視で学習できるはずの通信講座で、電子テキストがないというのは大きなデメリットです。
つまり、常に紙のテキストを持ち歩かなければならないのです。
いまや私たちは常にスマホをポチポチする生活をしています。
そのため、電車の中や休み時間にスマホをいじる感覚で、テキストを開ければ、非常に効率的なのに…。
② テキストだけでなくeラーニングにも対応していない
資格マニアからするとこれもかなり痛いです。
なんだかんだ言っても、どんな資格試験も合格するためには「過去問を繰り返す」というのが何よりも重要です。
その繰り返し学習のツールとして、「スマホで過去問が解けない」というのは非常に大きい。
アガルートの講座では紙媒体の問題集しかありませんので、こちらも常に持ち歩く必要があります。
③ 受講料が高額
アガルートアカデミーの通信講座は、値段だけ見ると他の通信講座より高額です。
<通信講座価格>※( )内は通学
アガルート:209,440円
TAC:198,000円(198,000円)
大原:178,000円(193,000円)
LEC:205,000円(205,000円)
ですが、↓表を見ていただくと、アガルートの充実さにその価格も納得ではないでしょうか。
値段も倍ですが、講義の充実度は倍以上です。
また、合格者全額返金制度を活用できるので、「絶対合格する!」という意気込みの方は良いですね。
まとめ―アガルートの行政書士講座に向いてる人・向いていない人
いかがでしたでしょうか。
講座選びには「メリット・デメリット」をしっかり把握することが失敗しないコツです。
今回解説した内容から、行政書士試験勉強にアガルート講座が向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
法学・行政書士の初学者 | 法学・行政書士の学習経験者 |
テキストは馴染みのある紙派 | テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 |
理解力がないので基礎講義に時間を取りたい | 講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい |
お金をかけても確実に合格したい | できるだけ安く済ませたい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
「向いてる人」に当てはまる方は、いますぐアガルートの講座を申込みましょう!
向いていない人は、他の行政書士講座情報をまとめていますので、↓の記事をご覧ください!
なお、「電子テキスト派」「もっと安い方が良い」という方は、スタディングの行政書士講座がおススメです。
スタディングの行政書士講座ついては以下の記事を参考にしてください!