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弁理士は弁理士法に基づく国家資格で、
特許権・実用新案権・意匠権・商標権などの知的財産の専門家です。
その業務は、
- 独占業務である、特許庁などへの申請手続き代理
- 知的財産に関するコンサルティング
- 知的財産に関する訴訟などの手続き相談・代理
というように、知的財産の領域を網羅しており、多岐に渡ります。
ある程度弁理士としての経験を積めば、独立・開業も可能です。
最近では弁理士試験の受験者数が低下しており、その人気が落ちているともいわれています。
しかし現行法においては、弁理士の仕事がなくなることはないでしょう。
このように弁理士は非常に有望な資格ですが、合格率は7%前後です。
7%というだけでも難しそうに聞こえますが、弁理士の受験者層は、社会人で弁理士の周辺業務に携わっている方が多く、受験者のレベルは高いと言えます。
また、一般的に学習期間は1~2年以上ほど必要とされていますので、その中での7%はかなりの努力が求められます。
当然、ほとんどの受験者が予備校や通信講座を受講しています。
ひと昔前は、大手予備校がほとんどでしたので40~50万という費用が相場でした。
しかし最近は、安価で内容の充実したオンラインスクールが普及してきたため、グッと費用を抑えることができます。
今回はそういったオンラインスクールの中から、
資格スクエアの弁理士講座
にスポットを当てて解説していきます。
資格スクエアの弁理士講座はおススメできるのか、どういった特徴があるのか、他社との違いは何なのか・・・。
分かりやすく分析してみましたので、受験を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
いきなり結論!資格スクエアの弁理士講座はおススメ?
さっそく結論です!
当サイトでは弁理士講座5社のうち、資格スクエアを3番目におススメしています!
資格スクエアの武器は、
- AIを駆使した予想問題『未来問』
です。
資格スクエアは、
<資格スクエアのイイところ>
・講義時間が大手予備校と同程度ある
・講義のうち40%が過去問対策講座
・Web問題集で短答式はスマホで学習できる
・サポート体制が充実している
というメリットがあります。
一方で、
<資格スクエアのダメなところ>
・テキストが白黒で固い
・通信講座業界の中では高額
というデメリットがあります。
これらのメリット・デメリットを考慮して、私は以下のオンラインスクールを上位に評価しているのです。
総合的にみると、この2社に資格スクエアは劣っているようと判断しました。
とはいえ、講義の善し悪しは「価格や教材」だけではありません。
講師の違いは個人の好みですし、その価値も単純な値段だけでは測れません。
講座選びで失敗しないコツは、単純な外側の比較だけでなく、各講座の中身をしっかりと把握することです。
それではここから、資格スクエアの特徴を詳細に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
他社講座と比較してみた
① 価格を比較してみた
こちらは2023年9月時点の資格スクエア弁理士講座のカリキュラムです。
基礎講座・短答式試験対策講座・論文式試験対策講座がパックになったカリキュラムです。
他社と価格を比較してみましょう。
<通信講座価格> ( )内は通学
資格スクエア:237,600円
アガルート:239,800円
スタディング:88,000円
LEC:545,000円(589,000円)
※ 1年合格ベーシックコースWIDE
TAC:352,000円(352,000円)
※ 1.5年本科生
資格スクエアはTACと比べると3分の2、LECと比べると半額近くの価格です。
しかし他社オンラインスクールはさらに安く、スタディングに至っては資格スクエアの30%という激安価格です。
「少しでも安い方がイイ!」
という方にとってはスタディングはナンバーワンなのです。
② 講義時間を比較してみた
講座を比較するうえで、「価格」と同じく分かりやすい指標に、「講義動画の時間」があります。
<動画講義の時間>
資格スクエア:385時間(インプット講義270時間+アウトプット講義115時間)
アガルート:245時間(インプット講義186時間+アウトプット講義59時間)
スタディング:207時間(インプット講義147時間+アウトプット講義60時間)
LEC:393時間(131回×1コマ180分)
※ 1年合格ベーシックコースWIDE
TAC:282.5時間(113回×1コマ150分)
※ 1.5年本科生
資格スクエアの弁理士講座は、TACを超える収録時間です。
他のオンラインスクールよりもずっと長さがあるため、価格が高いのも頷けますね。
ですが、講義が長ければ良いというものではありません。
ここから、価格・長さだけでは測れない、講座の中身について深堀していきます。
資格スクエア弁理士講座の特徴は?
前章で、他の大手予備校・オンラインスクールとの比較をご覧いただきました。
では、資格スクエアはどんな人に向いているのか、どんな人には向いていないのかを見てみましょう。
下表は資格スクエアの弁理士講座に向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
問題集はアプリでスキマ時間を活用したい | 問題集は紙媒体でやりたい |
基礎講座はテキストなしで学習したい | 合格実績が高い・開示されてる方が安心 |
値段が高くても自分に合った講座がいい | 少しでも価格が安い方がいい |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
資格スクエアの弁理士講座の合格実績は?
資格スクエアでは合格実績を開示していません。
弁理士講座に限らず、資格スクエアでは「正確なデータが取れない」との理由で、合格率などの情報は開示してないのです。
弁理士講座に関しては、他社も合格者に関するデータは開示していませんので、そこで差はありません。
なお資格スクエアでは、
「弁理士講座同好会」
という企画をYouTubeチャンネルで行っており、現時点で100本以上の動画が上がっています。
ここでは弁理士試験の勉強法の他、弁理士に仕事に関する情報など、幅広い情報を発信しています。
資格スクエアの雰囲気を掴むにはちょうどいいですね。
検討する方はぜひ一度ご覧になってください。
資格スクエアのカリキュラムは?
資格スクエア弁理士講座カリキュラムは以下のとおりです。
カリキュラム | 時間 | 教材 | 講師 |
基礎講座 | 約160時間 | 製本テキスト2冊 短答過去問4冊(製本) 青本講座レジュメ(PDF) |
菊池徹 |
短答対策講座 | 約95時間 | 添付のPDF(短答過去問、解答・解説、改正法まとめレジュメ) | 菊池徹 |
論文対策講座 | 約85時間 | 各講義に添付のPDF | 林哲彦 |
このカリキュラムにおけるポイントは以下の通りです。
<私が重要だと思う特徴!>
(1) 本試験日程に合わせて「論文式⇒短答式」の順で学習
(2) 講義はWEBなので、スマホでいつでも視聴可
(3) 講義が一単元5~30分ごとに区切られているため通勤中でも中断しにくい
(4) 過去問題集はテキスト・WEBどちらも用意
では、ここから資格スクエアのカリキュラムの特徴を詳細に紹介していきます。
① 基礎講座の特徴!
各法律の特徴を踏まえた理解を重視する講義
弁理士試験で扱う法律は、他であまり使わないうえ、「特別法」と言われる難解な法律です。
そのため、単に試験対策を行うだけでなく、各法律の背景・特徴を踏まえた講義になっています。
あくまでも全く弁理士に触れたことのない「初学者」をターゲットに解説をしてくれる講義です。
実務的な話を盛り込み、資格取得後も踏まえた講義
つらつらと試験対策の講義ばかりでは長続きしません。
資格スクエアの基礎講義では、現役弁理士の菊池講師による「実務を絡めた講義」を受講できるため、合格後のイメージをつかみやすく、モチベーションも維持できます。
青本に特化した講義「青本講座」
青本とは、特許庁が発行する「工業所有権法(産業財産権法)逐条解説」の俗称です。
弁理士試験においては、この青本対策が重要になります。
この2,000ページ以上に渡る青本を、資格スクエアの青本講座で解説してくれます。
こちらは青本講座のレジュメです。
青本読解を一人で行うためのエッセンスが詰まっています。
この講座を受けると、基礎力が向上し、一人でも抵抗なく読解できるようになります。
② 短答対策講座の特徴!
- 重要なポイントを条文ごとに学習
- 事前に配布した過去問を実際に解いた上で参加する「ゼミ形式」
- Web問題集で学習効率が格段にアップ
③ 論文対策講座の特徴!
論文対策講座は以下の3ステップで行われます。
- 書き方講座
- 解き方講座
- 実践講座
書き方講座
まずは、一般的な「論文の書き方」について学習します。
「知識があっても書き方が分からなければ解答できない」という考えに基づいています。
解き方講座
出題者の意図を汲み取る力を養い、得点となるポイントを落とさないようにするための講座です。
論文試験問題の4パターンを理解し、検討事項を漏らさないように読解・解答していく力を身に付けます。
実践講座
「書き方講座」「解き方講座」で学習した内容を活かして全32回の学習で定着を図ります。
解説もしっかりしており、
- 答案構成の流れがどうなっているか
- どこで結論・効果・要件を述べているのか
を学びます。
資格スクエアの講師は?
資格スクエアの弁理士講座は、以下の2名による講義です。
<基礎講座・短答対策講座>
菊池講師は、弁理士歴30年の大ベテランです。
ご自身でも特許事務所を開業しており、実績は申し分ありませんね。
低音ボイス・落ち着いた口調で非常に聴き取りやすい印象です。
落ち着いてはいますが、メリハリが感じられて個人的には好印象です。
一方で、板書があまり綺麗ではないのが気になりますね。。
<論文対策講座>
論文対策講座は菊池講師による講義です。
現役の弁理士でもあり、菊池講師の教え子のようですね。
こちらもYouTubeに講義動画がありますので、確認しましょう。
こちらもゆったりとした口調で、聴き取りやすいですね。
板書もキレイにまとまっていて、初学者にとっては嬉しいと思います。
講座選びにおいて、カリキュラムや価格ももちろん大切ですが、
「どの講師か」
という点は非常に重要です。
自分の耳や感覚が、その講師の講義に合っているかどうか。
1~2年以上、その講師の講義を聴くわけですから、事前にしっかり確認しておきましょう。
そのうえで、
というかたは、資格スクエアの講座を受講すると良いでしょう。
資格スクエアの欠点・デメリットは?
ここまで資格スクエア弁理士講座の長所やおすすめポイントを中心にお伝えしてきました。
でも、一番気になるのは「欠点・デメリット」ですよね?
他の人にとってはメリットでも、あなたにとってはデメリットかもしれません。
当サイトでは複数の弁理士講座を分析・比較していますので、他社と比べたマイナスポイントを解説していきます。
① テキストが白黒でカタい
弁理士の学習内容は、難解な法律を中心としますので、初学者には非常に分かりにくいです。
そのため、なるべく分かりやすいテキストで学習したいところです。
しかし、資格スクエアのテキストは以下のイメージです。
白黒のうえ、文字が詰まっていて読みにくい印象を受けます。
メリハリもなく、表や図表も少ないため、記憶に残りにくそうです。
ある程度詳しい方や、無駄がないテキストが好きな方は良いかもしれませんが、初学者にとってはデメリットと言えるでしょう。
② 価格重視ならスタディングには勝てない
資格スクエアは、税込237,600円ですので、オンラインスクールの中では高い方です。
<通信講座価格> ( )内は通学
資格スクエア:237,600円
アガルート:239,800円
スタディング:88,000円
LEC:545,000円(589,000円)
※ 1年合格ベーシックコースWIDE
TAC:352,000円(352,000円)
※ 1.5年本科生
大手予備校に比べるとかなり安いのですが、他のオンラインスクールが格安すぎます。
弁理士は難関で1~2年かかる試験のため、数十万の費用をかけることはやむを得ません。
しかし、学生やお金にあまり余裕のない方は、少しでも安い講座を受講したいでしょう。
そういった方にとっては、スタディングの講座は魅力的だと思います。(スタディングの詳細はこちら)
まとめ―資格スクエアの弁理士講座に向いてる人・向いていない人
いかがでしたでしょうか。
講座選びには「メリット・デメリット」をしっかり把握することが失敗しないコツです。
今回解説した内容から、弁理士試験勉強に資格スクエアの講座が向いている人・向いていない人の特徴を改めて見てみましょう。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
問題集はアプリでスキマ時間を活用したい | 問題集は紙媒体でやりたい |
基礎講座はテキストなしで学習したい | 合格実績が高い・開示されてる方が安心 |
値段が高くても自分に合った講座がいい | 少しでも価格が安い方がいい |
資格スクエアの講座は、非常にバランスがいいことが特徴ですね。
「向いてる人」に当てはまって「資格スクエアで頑張ってみよう!」と思った方は、いますぐ資格スクエアの講座を申込みましょう!「思い立ったらすぐ行動」が合格への秘訣です!
向いていない人は、他の弁理士講座情報をまとめていますので、↓の記事をご覧ください!