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弁理士は、知的財産の専門家として特許、実用新案、意匠、商標個人の相談・申請業務をおこなうための国家資格です。
弁理士には独占業務があり、資格の有無により収入面で大きな差が生まれます。
また、「特許事務所」として独立・開業することも可能であるため、士業の中でもかなり取得のメリットの高い資格と言えます。
当然その分、合格の難易度は非常に高く、ここ数年は7%程度の合格率となっています。
一般的に合格に必要な勉強時間は、毎日数時間を割いても1~2年ほどかかると言われており、独学での合格は非常に難しいでしょう。
そのため講座選びが非常に重要です!
- できるだけ低コストで
- 合格に必要なエッセンスが十分
な講座を選びましょう
今回は、現在開講している5つの講座の特徴から、どの講座があなたにとって最適な選択か、解説していきたいと思います。
目次
主要5社を徹底比較まとめ
おススメ順位 | 学校名 | 受講形態 | 講座費用(税込) | 強み | 弱点 | 管理人おススメ度 | 各社HP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | アガルートアカデミー | Web | 195,800~239,800円 | 比較的安い | 2021年版が未リリース | ★★★★★ | 公式HPで確認してみる |
2位 | スタディング | Web | 88,000円 | ぶっちぎりに安い | 演習講義が少ない | ★★★★★ | 公式HPで確認してみる |
3位 | 資格スクエア | Web | 237,600円 | シンプルな講座パターン | 他社通信に比べ高い | ★★★☆☆ | 公式HPで確認してみる |
4位 | LEC東京リーガルマインド | 通学・DVD・Web | 495,000~643,000円 | 大手の安心感 充実の講義時間 | 高い | ★★★☆☆ | 公式HPで確認してみる |
5位 | 資格の学校TAC | 通学・DVD・Web | 308,000~352,000円 | 大手の安心感 | 高い | ★★☆☆☆ | 公式HPで確認してみる |
<各通信講座のカリキュラムまとめ>
※当記事で掲載している価格・内容は執筆時点のものです。最新の情報は各社HPからご確認ください。
総合力では「アガルートアカデミー」がおススメ!
弁理士は、学習に1~2年かかる超難関資格となります。
そのため、勉強がそれほど得意でない方が価格だけで決めるのは危険です。
アガルートアカデミーの弁理士講座は、
基礎講座・演習講座合わせて15,000分(250時間)以上
という充実の講義時間を誇ります。
これは、超大手予備校TACの講義時間とほぼ同じです。
それでいて、価格は半分程度!
また内容についても、
- フルカラーテキスト
- 8段階の倍速機能が付いたオンライン受講
- 音声ダウンロード可
- 全額返金の合格特典(条件アリ)
など、細やかなメリットが様々あります。
価格・内容ともにバランスがいいのがアガルートアカデミーの特徴です。
アガルートアカデミーの弁理士講座については別の記事でさらに詳細を分析していますので併せてご覧ください。
勉強が得意な人は「スタディング」がおススメ!
上記のまとめをご覧いただくと分かるように、
「スタディング」の通信講座が圧倒的に安いです。
弁理士は難関資格であり、合格して弁理士として活躍することで、数十万の講座費用は回収できるでしょう。
しかし、
- 途中で諦めても痛くないように安めの講座にしたい
- 講義に時間をかけるより、自身の学習に時間をかけたい
という方にはおススメです。
もちろん、スタディングの講座は内容が不足しているわけではありません。
若干、演習講座の時間が他社に比べて短いだけで、基礎講座については短答式・論文式ともに他社と同等・それ以上の時間が割かれています。
さらに、
- 長期の学習に役立つ「学習管理アプリ」
- オフラインでの講義動画再生
- スマート問題集(電子問題集)で通勤時間に演習
- キーワード検索機能
- 「勉強仲間機能」でモチベーション維持
などなど、「通信」の強みを最大限に活かした特長が揃っています。
これらを活かすには「自分で勉強する力」がある前提ではありますが、超難関の弁理士に合格しようと思うのであれば、
「高額な受講料を払って、ガチガチのカリキュラムで逃げ道をなくそう」
という古典的な発想はマイナスです。
スタディングは「勉強が得意な人の力を伸ばすための通信講座」であると言えますね。
まずは無料講座で自分に合うか試してみることをおススメします。
スタディングの弁理士講座については別の記事でさらに詳細を分析していますので併せてご覧ください。
通学講座派なら「LEC」がおススメ
私は完全に通信講座派なのでスタディングをおススメしていますが、中には「絶対通学!」という方も多いでしょう。
その場合にはLECがおススメです。
そもそも通学講座は「TAC」か「LEC」の2択です。
その2択でもLECの方が高額になっています。
それでもLECをおススメする理由は以下のとおりです。
- 初回受験合格者の5人に4人がLEC出身という合格実績
- 通学講座にDVDまたはWeb講座が付いてくるため、隙間時間を活用できる
時間・費用ともに余裕のある方は、LECの通学講座でしっかりがっつり学習すると良いでしょう。
当記事では、スタディングを含めた通信講座5社のメリット・デメリットを徹底分析していますので、ぜひ参考にしてみてください。
1位!! アガルートアカデミー
アガルートの特徴
2013年に設立した非常に新しい会社が運営するオンライン予備校です。
YouTubeチャンネルも好評で、2019年12月現在で6,000人のチャンネル登録を突破したようです。
スタディングには劣りますが、リーズナブルな価格設定が特長です。
<アガルートアカデミーの強み>
① スマホ視聴・音声講座・eラーニングなどスキマ時間を活かした勉強法
② 約10時間の無料動画視聴ができるため、事前に雰囲気をつかみやすい
③ 独学でも理解しやすいフルカラーテキスト
④ 紙媒体のテキストが送られてくる
⑤ 倍速での音声講座など「時短学習」に徹底コミット
<アガルートアカデミーの弱点>
① まだ新しいため情報が少ない
アガルートアカデミー弁理士講座について、詳細分析しましたので以下の記事をご覧ください。
カリキュラム
短答・論文ともに2025年度をターゲットにした講座です。
※2024年度試験向け講座もありますので、HPをご確認ください。
テキスト・フォロー
テキスト・フォローの特徴は以下のとおりです。
① 紙媒体・電子どちらも対応したフルカラーテキスト
② 講座はストリーミング視聴(8段階の倍速機能)
③ 音声ダウンロード対応
④ 事前に約10時間の無料視聴可能
2位!スタディング
スタディングの特徴
2010年に法人化された運営会社のKIYOラーニング株式会社ですが、弁理士講座は2017年後半から開講しており、まだ新しい講座です。
しかし、その安さは「スタディング」特有で、大手予備校だと50万円、他の新興の通信講座でも20万円はするなか、88,000円という価格で提供しています。
内容的には、若干他の講座に比べると「演習系(アウトプット)」の解説が短めになっています。
例えば、
- アガルートは短答過去問解説に約31時間
- 資格スクエアは短答対策講座に約95時間
- スタディングは短答解法講座で約30時間
となっています。
「忙しい人がスキマ時間で合格」をモットーにしているだけあって、ある程度は受講者の力量も必要になってきます。
とはいえ、短時間で理解できてしまう人にとっては、解説が短い分、過去問演習などに時間が割けることはメリットではあります。
<スタディングの強み>
① 圧倒的な安さ
② 無駄を最大限省いた「最短距離」での合格を目指す
③ スマホ視聴・音声講座・eラーニングなどスキマ時間を活かした勉強法
④ 独学でも理解しやすいフルカラーテキスト
⑤ 独自の学習システムで学習時間・進捗管理ができる
⑥ 倍速での音声講座など「時短学習」に徹底コミット
<スタディングの弱点>
① 「最短距離」を目指すため、じっくり学習したい人には不向き
② 紙のテキストが別売りため、電子に抵抗がある人には不向き(基本は電子)
③ 講師によるフォローがほとんどない(アプリによる学習管理のみ)
スタディング弁理士講座について、詳細分析しましたので以下の記事をご覧ください。
カリキュラム
圧倒的な安さのため、「内容が足りないんじゃない?」と心配になるかもしれません。
しかし、短答式・論文式ともに、基礎講座(インプット)については他の講座と同じくらいの時間が使われています。
演習講座(アウトトップ)が他の講座に比べて短い印象がありますので、演習系の勉強が苦手な方は不向きかもしれません。
テキスト・フォロー
テキスト・フォローの特徴は以下のとおりです。
① 検索とメモができるフルカラーWEBテキスト
② 基本テキストは電子書籍のみ
③ 講座はダウンロード可(倍速で時短学習)
④ 音声講座あり(倍速で時短学習)
⑤ 問題集はWebで学習可
⑥ アプリで学習時間・進捗管理ができる
3位!資格スクエア
スタディングの特徴
2013年に設立したばかりの新しいオンラインスクールです。
<資格スクエアの強み>
① 新興企業ならではのリーズナブルな価格設定
② スマホ視聴・音声講座・eラーニングなどスキマ時間を活かした勉強法
③ 「受験生コミュニティ」が用意されていて勉強仲間をつくれる
<資格スクエアの弱点>
① まだ新しいため情報が少ない
② 「最短距離」を目指すため、じっくり学習したい人には不向き
③ テキストが白黒で読みづらい
④ 紙のテキストがないため、電子に抵抗がある人には不向き
資格スクエア弁理士講座について、詳細分析しましたので以下の記事をご覧ください。
カリキュラム
2024年度試験向け講座もありますので、HPをご確認ください。
受講形態
受講形態は以下のとおりです。
① 通信:Web通信講座
テキスト・フォロー
テキスト・フォローの特徴は以下のとおりです。
① テキストは赤・黒2色刷りの紙媒体
② Web講座は21段階の倍速可能(最大3分の1)
③ 音声講座はダウンロード可
4位 LEC東京リーガルマインド
LECの特徴
資格のカバー率では定評のあるLECですので、もちろん弁理士も網羅しています。
<LECの強み>
① 通信・通学、教室が選べるため、自分に合った学習スタイルを見つけやすい
② 校舎・講師が充実しており通学しやすい
③ 初回受験合格者の5人に4人がLEC出身という合格実績
④ 自習室を活用できる
⑤ 超大手予備校だけあって安心感がある
<LECの弱点>
① 受講料が高額
② 通信講座であれば他社の安価な講座と大差ない
カリキュラム
※別途キャンペーン価格がある場合があります。時期によって変わりますので、最新の価格は公式HPからご確認ください。
受講形態
受講形態は以下のとおりです。
① 通学:教室講座
② 通信:Web通信講座
③ 通信:DVD通信講座
テキスト・フォロー
テキスト・フォローの特徴は以下のとおりです。
① 基本テキストはモノクロの紙媒体
② Web講座はストリーミング視聴・音声DL可
③ 講義音声は無料録音OK!復習に役立つ
④ 通学講座にはDVDまたはWebが付いてくるため欠席・遅刻・復習にも安心
5位 資格の学校TAC
TACの特徴
業界最大手の予備校TACです。
<TACの強み>
① 通信・通学、教室・映像が選べるため、自分に合った学習スタイルを見つけやすい
② 校舎・講師が充実しており通学しやすい
③ 自習室を活用できる
④ 超大手予備校だけあって安心感がある
<TACの弱点>
① 受講料がかなり高額
② 通信講座であれば他社の安価な講座と大差ない
カリキュラム
現状ですと、
1年本科生:2024年に短答式、2024年に論文式の合格を目指す少しタイトな講座
2年本科生:2024年に短答式、2025年に論文式の合格を目指す比較的ゆったりめの講座
が用意されています。
受講形態
受講形態は以下のとおりです。
① 通学:教室講座
② 通学:ビデオブース(個別DVD)講座
③ 通信:Web通信講座
④ 通信:DVD通信講座
テキスト・フォロー
テキスト・フォローの特徴は以下のとおりです。
① 基本テキストは黒・赤2色刷りの紙媒体
② 通学コースにはWeb+音声DLフォローが自動付与