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マンション管理士・管理業務主任者はマンション管理に関する国家資格です。
マンション管理士は管理組合に対するコンサルタント、管理業務主任者は管理会社に必要な資格ですが、いずれも求められる知識は同じです。
マンション管理士の方が難易度は高く、1年程度の勉強期間がほしいところ。
管理業務主任者の方が比較的難易度は低いですが、少なくとも半年の勉強期間は取りたいところです。
いずれも暗記が中心となりますので、独学での合格も不可能ではありません。
しかし働きながら取得を目指す方は、効率的に学習できる通信講座がおススメです。
マン管・管業講座は、10年ほど前までは大手予備校くらいしか講座がなく、10万円を超えていました。
しかしここ数年で、新興の「通信講座会社(オンラインスクール)」が続々とできてきており、安価で優秀な講座があります。
そのひとつが「フォーサイト」です。
今回は、フォーサイトのマン管・管業講座の特徴・他社通信講座に比べたメリット・デメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
いきなり結論!フォーサイトのマン管・管業講座はおススメできる?
まずは結論です!
数あるマン管・管業講座のうち、フォーサイトを3番目におススメしています!
別でマン管・管業講座6社の比較・解説をしているので、こちらも併せてご覧ください。
フォーサイトの武器は、
- 過去問などのアウトプットの効率性を重視したeラーニング
- 講義も演習もスマホ一つで完結!
- それでいて冊子テキストも無料で付いてくる
- 基礎講座を短めに、過去問演習に時間を割くアウトプット重視カリキュラム
という点が挙げられます。
1位ではなく3位なのは、以下の理由です。
■ アガルートアカデミー
- 講義時間が圧倒的に違う
■ スタディング
- スタディングもスマホ一つで完結する
- 講義時間がフォーサイトより長い
- 価格がフォーサイトの半分以下
という理由です。
スタディングの講座・アガルートアカデミーの講座もチェックすることをお勧めします。
それでも、フォーサイトはeラーニング「ManaBun」をはじめ、マンガや体験記など付録も充実しています。
資格マニアであり、数々の資格勉強をしてきた私としては、講義・過去問演習を通勤・通学などのスキマ時間にしっかり繰り返せる講座の方が、圧倒的に学習効率が良いと思っています。
あとは人それぞれおの好みですが、フォーサイトはおススメですよ。
さてここから本題、フォーサイトの詳細を以下に書いていきますので、じっくり他社講座と比較・検討してみてください。
価格を比較してみた
こちらは2023年9月時点のフォーサイトのマン管・管業講座のカリキュラムです。
基礎講座だけでなく、過去問演習講座・直前対策講座の講義動画、模擬試験も付属したバリューセット1で「57,800円」という価格です。
さらにアウトプットを強化する「科目別答練講座」が付属したバリューセット2で「70,800円」です。
フォーサイトの「バリューセット2」と類似カリキュラムの講座価格は以下のとおりです。
<通信講座価格>
フォーサイト:70,800円
アガルート:95,040円
スタディング:39,600円
LEC:110,000円
TAC:121,000円
このように、フォーサイトの通信講座は大手予備校に比べると半額程度です。
新興のオンラインスクールは全体的に安価で、アガルート・スタディングもフォーサイトと同等です。
▼ アガルートマン管・管業講座の詳細分析記事はこちら
▼ スタディングマン管・管業講座の詳細分析記事はこちら
資格試験に慣れていないと、「高くても大手予備校でないと不安…」という方も多いと思います。
しかし、大手予備校・新興のオンラインスクール両方を経験した私からすると、圧倒的にオンラインスクールの方が良いです。
値段もさることながら、Web学習にコミットしているため、学習効率が高くなります。
いまとなっては大手を選択する理由がありません。
講義時間を比較してみた
価格がここまで安いと、「質が低いから安いんじゃない?」と思われるかもしれません。
講義の質は比較しづらいため、講義動画の時間で比較してみました。
<動画講義の時間>
フォーサイト:12時間(基礎講義12時間)
アガルート:68時間(基礎講義42時間+過去問講義16時間+直前対策講座10時間)
スタディング:51.5時間(基礎講義49時間+過去問講義2.5時間)
LEC:160時間(64回×1コマ150分)
※マン管・管業W合格コース
TAC:89.8時間(40回×1コマ150~180分)
※W合格本科生
講義時間だけ見ると、他の通信講座に比べてかなり短めです。
これをどう見るかは、講座選びには非常に重要です。
<悪く言えば>
▼ 他社に比べるとボリュームが少ない
▼ 大事なところが抜けてるのではないか
▼ 解説が浅くて理解しきれないのではないか
<良く言えば>
▼ 通学講座の録画ではなく、通信用収録のため動画に無駄が少ない
▼ 合格に必要な内容に厳選されているため、無駄が少ない
▼ 講義は最低限で、問題演習(eラーニング)に時間を割ける
フォーサイトは「時短学習」にコミットしているため、
あえて講義時間を最小限にしぼり、
充実した問題集アプリ・過去問アプリでアウトプットに時間を割く
という仕組みになっています。
基礎講義(インプット)の長さについては好みがあります。
という方にとっては、長すぎる基礎講義は逆効果ですし、
という方にとっては、基礎講義が短いと物足りなく感じるでしょう。
勉強スタイルは人それぞれです。自分に合った講座を選択するようにしてください。
マン管・管業講座にフォーサイトが向いてる人・向いてない人
フォーサイトのマン管・管業講座が、
- eラーニングをはじめとした過去問演習に強い
- 基礎講義はコンパクト
という特徴があることをザックリご理解いただけたかと思います。
下表はフォーサイトのマン管・管業講座に向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは電子・紙の両方がほしい欲張りさん | 少しでも価格が安い方がいい |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
ネット環境のいらない講義DVDもほしい | 大手志向がある |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
フォーサイトのマン管・管業講座の合格実績は?
「講座を受講しよう!」
その時にどの講座を選ぶかは非常に重要な選択です。
価格・・・知名度・・・講義内容・・・受講スタイル・・・
色々とありますが、何より「合格できるのか」が重要だと思います。
あなたがその講座を受講して合格できるのかは、神様しか分かりません。
しかし過去の合格実績であれば公表されています。
フォーサイトのマン管・管業講座(2022年度)は、
マンション管理士:31%(全国平均11.5%)
管理業務主任者:67.6%(全国平均18.9%)
という実績を誇っています。
この数字はかなり高いと思います。
合格実績を公表しない資格講座が多い中、胸を張って公表するだけのことはあります。
もちろん合格実績だけでフォーサイトの講座が良い、と言えるわけではありません。
人によって講座との相性が合う合わないあります。
それでもこれだけの合格実績は、ある程度は信頼があると言えるでしょう。
フォーサイトのマン管・管業講座の口コミは?
実績があることは分かりました。
では、実際に受講した方の感想はどうでしょうか。
受講者の口コミを紹介します。
引用URL:公式HP(合格者と講師の対談)
合格者の声を見ると、
「フルカラーテキストの分かりやすさ」
「eラーニングでスキマ時間を活用」
「講義の分かりやすさ」
といった点を評価している方が多いようです。
マンション管理士や管理業務主任者試験は、区分所有法や管理規約など、難解な文章の解釈が求められます。
なかなか初学者にとって文字だけで理解することは難しいです。
そのため、フルカラーで図解されたフォーサイトのテキストは、非常に分かりやすく、評判がいいのです。
フォーサイトのカリキュラムは?
フォーサイトの初学者向け講座カリキュラムは以下のとおりです。
テキストや問題集以外にも、学習に役立つ付録ツールが充実しているのがフォーサイトの特長です。
特に、「戦略立案編」は合格者からの評判もいいオリジナルツールですよ。(詳細は後ほど説明します。)
さて、フォーサイトのカリキュラムの中で、私が重要だと思う特長はこちらです。
<私が重要だと思う特長!>
(1) フルカラーで理解しやすいテキスト
⇒記憶に残りやすいから短めの講義でもバッチリ!
(2) DVD・Webどちらも対応
⇒DVDプレイヤーがない方、ネット環境がない方、どちらにも適応しています
(3) 特許取得のeラーニング「ManaBun」が優秀!
⇒講義・テキスト・問題集・学習管理までアプリで完結するのは強いです
(4) オリジナル模試付き
⇒過去問だけだと「慣れてしまう」ため、オリジナルは重要!
(5) 通学講座の録画ではなく、専用録画だから無駄がない
⇒通学講座の録画だと、無駄な時間が多い
フォーサイトはオンラインスクールの中でも特に時短学習に強いです。
スマホでも見やすい文字の大きなテキスト
基礎講義が短いため、ManaBunでアウトプットに集中できる
各々の勉強スタイルにはよりますが、「働きながら資格取得」という方にとってはどれも便利です。
この価格で、この条件が揃ってるフォーサイトは見事だと思います。
では、フォーサイトのカリキュラムの詳細を以下に書いていきます。
① 基礎講座の前に付録でイメージ作り&学習戦略作り!
マン管・管業試験は、法律知識の暗記がメインになります。
そのため、闇雲に進めると知識が定着しづらいです。
そこでフォーサイトは、資格マンガや体験記、学習戦略立てからはじめることで、その後の学習効率を上げ、学習意欲を長続きさせる工夫が施されています。
- まずはマンガで合格後のイメージをもって学習意欲アップ!
- 合格体験記で先輩の学習スタイルを吸収!
- 戦略立案編で計画的に学習スタート!
② 基礎講座 ⇔ 過去問講座 ⇒ 直前対策講座の学習スタイル
フォーサイトのマン管・管業講座のカリキュラムは、
- 基礎講座で知識をインプット ⇒ 毎回の確認テストで定着
- 過去問講座でアウトプット ⇒ 分からないところは基礎講座に戻って復習
というスタイルです。
いわゆる資格勉強の王道スタイルですね。
特にフォーサイトの基礎講座(インプット)は非常に短く作られています。
「基礎講座に時間を掛け過ぎて、過去問に入るときにはもう時間がない!」
という心配がありませんね。
③ フルカラーで「記憶に残る」テキスト
フォーサイトのテキストは、フルカラーでかつ図表やイラストをたくさん使用しているため、法律の固い知識も記憶に残りやすいと評判です。
テキストのサンプルをご覧ください。
いかがでしょう?
ページの半分以上が絵や図表で構成されていて、視覚的に分かりやすいですよね。
重要なポイントは赤文字や枠で強調されていて、流し見にも適しています。
受講者の口コミでもフォーサイトのテキストは大好評で、この教材だけでも受講する価値ありです!
④ 特許取得のオリジナルeラーニングシステム「ManaBun」
フォーサイトを選ぶメリットで非常に大きいのがこの「ManaBun」です。
通信講座を選択する理由として最も多いのが
「決まった時間に通学する時間がないので、スキマ時間を使って勉強したい!」
です。
「ManaBun」ができることは以下の通りです。
- 講義動画の視聴
- フルカラーテキストの閲覧
- ゲーム感覚でできる確認テスト
- 暗記に役立つ単語カード
- 学習スケジュール・進捗管理
- メール質問サポート
いかがですか。
つまり、通学でやりたいことも全部できちゃうということです。
フォーサイトは冊子テキストやDVDも送られてきますが、スマホ一つあれば完結するんです。
まさに通信講座のメリットを最大限に生かしたカリキュラムとなっているのが、フォーサイトの特長です。
フォーサイトの講師は?事前にサンプル動画を視聴しましょう!
フォーサイトのマン管・管業講座は、
- 宅建
- 行政書士
など、不動産に関連する資格を多数保有する実力派、
「窪田義幸講師」による講義です。
動画をご覧いただいて分かるように、
- ゆっくりしたテンポの口調
- 強弱をつけた話し方
- 身振り手振りを交えた伝え方
が特徴的ですね。
講座選びには講師の話し方やテンポ、声のトーンなど相性が非常に重要です。YouTubeで窪田講師のサンプル講義を必ず事前に視聴してみてください。
フォーサイトの特典・割引は?
フォーサイトには、合格特典や割引制度があります。
利用できる特典はどんどん利用して、お得に合格を目指しましょう。
① 全額返金保証制度
本試験に不合格だった方に、受講費用全額を返金する制度です。
指定の講座を受講し、確認テストや模擬試験で一定以上の成績を修めた方に適用されます。
<割引内容>
本試験不合格の場合、全額返金
<対象講座>
バリューセット2(マンション管理士+管理業務主任者)
<適用条件>
以下の条件をすべて満たした方が対象です。
- 全ての確認テストで100点を取得する(何度でも挑戦可)
- 学力テストを4回受験し、25点満点で平均22点以上を取得する(各1回の挑戦)
- 本試験5日前までに受験票・本人確認書類のコピーと「返金申請書」を提出
- 試験後に、試験結果通知書(不合格)のコピー・「返金希望」と記入したメモ用紙・教材一式・返金先口座情報を送付
つまり、フォーサイトの講座をしっかりやった方が返金対象、ということですね。
全員が返金対象ではないので、ご注意ください。
② 合格者にamazonギフトカードプレゼント!
本試験に合格された方には、amazonギフトカードがもらえます。
<特典内容>
amazonギフトカード2,000円分
<適用条件>
以下の条件をすべて満たした方が対象です。
- 本試験での合格
- eラーニング「ManaBun」にて挑戦状を提出
- 合格後、アンケートと合格体験記を提出
金額的には大したことはありませんが、合格後のモチベーションとしては上がりますね。
フォーサイトの欠点・デメリットは?
フォーサイトの特長・メリットはご理解いただけましたでしょうか。
WEB・DVDどちらも対応している点や、ManaBun(eラーニング)が活用できる点など、様々な特徴がありました。
一方で、フォーサイトにはデメリットも存在します。
どの講座でもいえることですが、メリットばかりの講座はありません。
個人個人、受講スタイルや選ぶ基準に違いがあります。
各社のメリット・デメリットをしっかりと理解したうえで講座を選ばなければなりません。
この章では、フォーサイトのマン管・管業講座のデメリットを正直に書いていこうと思います。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、フォーサイトのマン管・管業講座を選択して問題ないでしょう。
① 講義動画の時間が他社に比べると圧倒的に短い
フォーサイトの講義動画は、基礎講義のみで約14時間です。これは、マン管・管業講座を展開するライバル他社に比べるとかなり短めです。
<動画講義の時間>
フォーサイト:12時間(基礎講義12時間)
アガルート:68時間(基礎講義42時間+過去問講義16時間+直前対策講座10時間)
スタディング:51.5時間(基礎講義49時間+過去問講義2.5時間)
LEC:160時間(64回×1コマ150分)
※マン管・管業W合格コース
TAC:89.8時間(40回×1コマ150~180分)
※W合格本科生
確かにLECやTACなどの大手予備校に比べると通信講座業界は全体的に短いです。
しかしフォーサイトは、通信講座(アガルート・スタディング)と比べても圧倒的に短いです。
もちろん講義が長ければ良いという訳ではありません。
むしろベストは「短い講義で必要な知識を習得すること」です。
フォーサイトはこの講義時間で、非常に高い合格率を誇っています。
これは、
- 無駄のない講義
- アウトプットに重点を置いたカリキュラム
があってこそです。
しかし、
という方々にとっては講義時間が短いのはデメリットと言えるでしょう。
② 大手予備校に比べると安いけど・・・!
フォーサイトは、マン管・管業講座が両方付属したバリューセットで税込70,800円ですので、大手3社の6割程度の価格です。
<通信講座価格>
フォーサイト:70,800円
アガルート:95,040円
スタディング:39,600円
LEC:110,000円
TAC:121,000円
しかしスタディングが安すぎます。
スタディングはそのうえ、講義時間もフォーサイトより長いです。
もちろんフォーサイトには、マン管・管業マンガや合格体験記・戦略編など、オリジナルのコンテンツが充実しています。
モチベーションを高める窪田講師の講義の評判もよく、業界でもフォーサイトの講座は根強い人気を誇っています。
しかし、「内容より、少しでも安い方がいい!」という方にとっては、この価格はフォーサイトの欠点と言えるでしょう。
講義の長さ・価格ともに中途半端!
以上がフォーサイトの欠点です。
講義の長さは好みがあると思いますが、価格は言い逃れできませんね。
基礎講義が短く、価格が高い分、
- フルカラーテキストが分かりやすい
- DVD・Web動画どちらも対応(DVDはオプション)
- 冊子・電子テキストどちらも対応
- eラーニングが強すぎる
- マンガや戦略編などの付録が強い
といった特徴で、その弱点をカバーしているイメージでしょうか。
あとは窪田講師の講義を受けたいかどうか。
デメリットが容認できて、これらの特長に魅力を感じる方は、早速フォーサイトの講座を申し込みましょう!
まとめ―フォーサイトのマン管・管業講座に向いてる人・向いていない人
いかがでしたでしょうか。
マン管・管業試験は独学でも合格できる難易度ですので、費用を最低限に抑え、かつ確実に合格したいところです。
フォーサイトのマン管・管業講座は、教材に定評がありますが、基礎講義の短さが少し不安です。
効率的にeラーニングを活用できる方にとっては、問題ないでしょう。
しっかりと自分の学習スタイルを見極めて選択してください。
向いてる人 | 向いてない人 |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは電子・紙の両方がほしい欲張りさん | 少しでも価格が安い方がいい |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
ネット環境のいらない講義DVDもほしい | 大手志向がある |
「向いてる人」に当てはまる方は、いますぐフォーサイトの講座を申込みましょう!「思い立ったらすぐ行動」が合格への秘訣です!
「ちょっと自分には合わないな~」という方は、他のマン管・管業講座情報をまとめていますので、↓の記事をご覧ください!
また、私のおススメする
のマン管・管業講座の詳細もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。