【PR】当記事にはプロモーションが含まれています
「土地家屋調査士」は8仕業の一つであり、合格率9%前後という超難関の国家資格です。
そのため独学で合格することは非常に難しく、ほとんどの合格者は予備校やオンラインスクールの講座を受講しています。
難関だけあって、フルコースで受講しようと思うと40~60万円程受講料がかかってきます。
しかし最近ではたくさんの新興通信講座企業が参入してきて、低価格で高品質な商品を提供しています。
土地家屋調査士は難関であるため、講座を開設することも難しいので、現状では新興通信講座は1社のみです。
それが「アガルートアカデミー」です。
今回は、アガルートアカデミーの土地家屋調査士が他社に比べて安い理由と、そのデメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
アガルートの土地家屋調査士講座は他社に比べて安い
他社講座との比較
こちらは2023年9月時点のアガルートアカデミー土地家屋調査士講座のカリキュラムです。
一番上の「測量士補」とのダブル受験用講座でも「393,800円」という価格です。
ちなみに、アガルートの「一発合格カリキュラム」と同等カリキュラムの他社講座価格は以下のとおりです。
<通信講座価格>※( )内は通学
アガルート:338,800円
東京法経学院:274,050円(455,620円)
LEC:303,050円(355,300円)
早稲田法科専門学院:352,000円
日建学院:451,000円(451,000円)
このように、アガルートの通信講座は他社の通信講座に比べて圧倒的に安いです。
早稲田法科専門学院の通信講座もアガルートとさほど違いはありませんが、残念ながら昔ながらの学校のため、動画の質が高くありません。
早稲田の通学講座は少人数で非常におススメですが、高田馬場校舎しかないため、東京の方でないと難しいでしょう。
アガルートの講座はなぜこんなに安いの?
ではなぜアガルートの講座は他社に比べてここまで価格を抑えられるのでしょうか。
それはビジネスモデルに秘密があります。
通学講座は、優秀な講師や教室の数に限りがあります。
講師の人件費や教室の賃料を回収するために、単価を上げざるを得ません。
一方で通信講座は、一度撮影してしまえば不特定多数に配布することができるため、場所代がほとんどかかりません。
また、講師も優秀な人材を一人確保できればよいですから、採用・研修費もギリギリまで抑えることができます。
そのため、価格を抑えられるのです。
と思うかもしれません。
しかし残念ながら、「通学講座」をメイン事業としている企業が「通信講座」を安く提供してしまうと、メインの「通学講座」を受講する人がいなくなってしまいます。
そうならないために、通信講座を通学講座並みにせざるを得ないのです。
その証拠に、「少人数制の通学講座」を売りにしている「早稲田法科専門学院」は、
- 通学講座は少人数
- 高田馬場校舎のみのため賃料が掛からない
- 教室が一つのため講師の採用・研修費が掛からない
という理由で、通信講座の価格を下げられるのです。
つまり、
「価格が安い = 質が低い」ではない!!
ということをしっかりと理解しておいてください。
アガルート土地家屋調査士講座の特徴は?
価格が安いから質が低い、ということではないということは理解いただけたかと思います。
ではここから本題で、アガルートアカデミー土地家屋調査士講座の良いところ・悪いところを分析しましたので、解説していきます。
アガルートのカリキュラムは?
アガルートの講座は以下の3パターンあります。
① 測量士補・土地家屋調査士ダブル合格カリキュラム
土地家屋調査士試験の午前の部を免除するため、測量士補を同時に取得するカリキュラムです。
土地家屋調査士試験を受験するうえで、この午前の部免除は必須です。
とはいえ、測量士補試験は独学でも十分合格可能です。
全く事前知識がなかった私も、1~2ヶ月の独学で余裕で合格できました。(勉強方法は以下↓の記事に書いています。)
土地家屋調査士を目指そうという方であれば、間違いなく独学で合格できます。
そのため、わざわざプラス30,000円して測量士補付きのプランにする必要はないでしょう。
② 入門総合カリキュラム
測量士補は取得済みの方、または測量士は独学で取得できる方向けのカリキュラムです。
私はこのカリキュラムを最もおススメします。
測量士補は独学でも合格できますが、土地家屋調査士試験は「インプット講義」だけでは不十分です。
インプット講義で習得した知識は、択一式対策と記述式を解くための最低限の知識でしかありません。
作図問題の解き方も学習する必要があります。
そのため、しっかりと演習講義が付属したこの「入門総合カリキュラム」を受講するべきです。
③ 入門総合講義
基礎講義(インプット講義)のみで、演習講義や作図講義が一切付属していないカリキュラムです。
「入門総合カリキュラム」でお話しした通り、土地家屋調査士試験においてインプット講義のみでは不十分です。
よっぽど、
「土地家屋調査士事務所で実務経験を積んでいる」などの特殊事情
がない限りは、演習講義・作図講義の付属した「入門総合カリキュラム」を選択しましょう。
アガルートの教材は?
アガルートの教材の特徴は、通信講座でありながら「紙媒体」のテキストが標準付属である点です。
実は通信講座専門の場合、紙媒体のテキストが付属していることは珍しく、電子媒体がほとんどです。
紙媒体があったとしても有料オプションだったりするため、紙媒体というのは貴重だったりします。
その他、アガルートの教材の特長・メリットを書いていきます。
① テキストがフルカラーの紙媒体
前述したとおり、アガルートの公式テキストは紙媒体ですので、電子が苦手な方にとっては非常にメリットですね。
さらにフルカラーですので、「測量器具」など実際に測量実務経験がない方にも安心です。
- フルカラーでわかりやすい
- 重要ポイントや専門用語等にアイコンを付して見やすく解説
- ツラツラと解説を並べず、問題の解法やヒントなども本文近くに載せることで、情報を1冊に集約
- 図表を豊富に使用して、読み直しの少ない分かりやすさ
② 合格に必要な情報に絞った演習テキスト
土地家屋調査士は非常に難関な資格であるため、すべての情報を詰め込まれては1~2年あっても時間が足りません。
そこでアガルートの演習テキストは、必要十分な情報に絞り、あくまでも
「過去問の暗記」ではなく、
「過去問の論点を理解する」という点にコミットした構成になっています。
- 合格に必要な情報に絞っている
- 基本テキストと同じ文言で解説することで、混乱しないように
- 「問題」と「解答」を表裏に掲載することで、演習効率向上を図る細かい配慮
- 「チェック欄」など繰返し学習に役立つ仕掛けも当然付与
③ 中山講師によるメリハリのある講義動画
アガルートアカデミーの講師陣は、明るさと聴き取りやすい口調の講義に定評があります。
その中でも個人的に特に分かりやすい(聞き取りやすい)と思っているのが、土地家屋調査士講座の中山講師です。
↑の写真をご覧いただくと分かるように、非常に明るい方です。
通信講座は、通勤中やランニングをしながら「ながら視聴」することが多いので、
「ハッキリ・明るく・聞き取りやすい」
というのは非常に重要です。
無料の会員登録をすることで、一部講義を視聴できますので、確認してみてください。
また、講座も1コマ30分程度に区切られているため、
「ちょっとした空き時間に一コマ」
という学習スタイルがしやすいため、通学講座より効率的に学習することができます。
- 中山講師によるメリハリのある講義
- 1コマ30分程度でスキマ時間に効率学習
- パソコン・タブレット・スマートフォンに対応したマルチデバイス
- 最大3倍速対応で繰り返し学習に役立つ
- 音声ダウンロードできるため、通勤・通学時に超便利!
アガルートの学習方法は?
択一式は「過去問の暗記」ではなく「過去問の論点を理解」して反射的に正解に導く
独学であったり、レベルの低い講座だと、
「とにかく過去問を繰り返して暗記せよ!」
という勉強方法をしてしまいがちです。
しかし土地家屋調査士試験においては「過去問と全く同じ問題」は出題されません。
そこでアガルートでは、
× 単に過去問を繰り返す
○ 過去問で問われた論点を理解する
という観点で学習します。
その観点での理解を実現するため、アガルートではインプット講義に↑このような「復習シート」を取り入れています。
過去問の解答を覚えつつ、
「なぜ法律がこれを正しい(誤り)としているのか?その理由は?ルールは?」
を自身で考えることで、単なる「暗記」にならず、応用問題にも対応できるようになるんですね。
記述式は「正しい道具の使い方」「問題文の理解」で繰り返し解く!
記述式対策でアガルートが重視しているのは、
- 時間内に解ききるために素早く正確な計算機の使い方
- 図面を正確に作成するための定規の使い方
- 問題を正確に読んで、正しい申請を正しく記載する
という点です。
繰返し解くことで「慣れる」というのは他社講座と同様ですが、やみくもに解くわけではなく、「正しいフォーム・考え方で繰り返す」というところにポイントを置いているようですね。
アガルートの特典・割引は?
アガルートには、様々な合格特典や割引制度があります。
アガルートは他社に比べると安いとはいえ、20~30万円ほどかかってきます。
少しでも値段を抑えたいところですので、活用できる制度はしっかり活用して、コスパよく合格にたどり着きましょう!
① 合格者返金・お祝い金制度
アガルートの土地家屋調査士講座を受講し、試験に合格すると以下の特典があります。
<特典利用の条件>(すべて満たす必要があります)
① 合否通知書データの提出
② 合格体験記の提出
③ 合格者インタビューの出演 ※アマギフの場合は不要
<特典内容>
(1)土地家屋調査士試験/ダブル合格カリキュラム
① 受講料全額返金
② 合格祝い金50,000円分のアマギフ
(2)土地家屋調査士試験/一発合格カリキュラム
① 受講料全額返金
② 合格祝い金30,000円分のアマギフ
いかがですか?
すごいですよね!合格したら全額返金してもらえるか、お小遣いまでもらえちゃうんですよ。
もちろんインタビューに出演してWEBメディアなどに掲載はされると思いますが、それに抵抗がなければ非常にうれしいですよね。
② 割引制度
アガルートでは、様々な条件での割引制度が充実しています。
適用できる方はさらにお得に受講できるので、ぜひとも利用したいところですね。
B.再受講割引制度
過去に入門講座(初学者向け)を受講した方が、再度次年度以降の同一講座を受講する場合に適用されます。
<割引内容>
20%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
過去に受講した講座 | 次に受講する講座 |
入門総合講義 | 合格総合講義 |
入門総合カリキュラム | 一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラムライト |
ダブル合格カリキュラム |
ダブル合格カリキュラム ダブル合格カリキュラムライト |
C.測量士補講座受講生割引制度
前年度に測量士補講座を受講・合格した方が、翌年度の土地家屋調査士講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
5%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで受講した場合に適用されます。
過去に受講した講座 | 次に受講する講座 |
測量士補講座(入門総合講義) ⇒合格! |
合格総合講義 |
一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラムライト |
|
測量士補講座(入門総合カリキュラム) |
合格総合講義 |
一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラムライト |
D.土地家屋調査士試験受験者割引制度
土地家屋調査士試験受験経験者が、土地家屋調査士講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
土地家屋調査士試験の受験経験 | 合格総合講義 |
一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラムライト |
E.他資格試験合格者割引制度
該当の資格に合格している方が、対象の講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
10%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
以下の資格試験に合格されている方 |
合格総合講義 |
一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラムライト |
|
ダブル合格カリキュラム ダブル合格カリキュラムライト |
F.他校乗換割引制度
他社の講座を受講した経験ある方が、対象の講座を受講する場合に適用されます。
<割引>
20%OFF!
<適用条件>
以下の組み合わせで再受講した場合に適用されます。
条件 | 割引対象になる講座 |
他社の有料講座を受講した経験ある方 |
合格総合講義 |
一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラムライト |
|
ダブル合格カリキュラム ダブル合格カリキュラムライト |
アガルートの欠点・デメリットは?
ここまで、アガルートアカデミーの土地家屋調査士講座のメリットを中心にお伝えしてきました。
当然どの会社の資格講座であっても「メリット」はアピールするのでよくわかります。
しかし「デメリット」はあまり語られないので、
口コミに乗せられて受講してけど、こんなはずじゃなかった!
ということがよくあります。
そこで今回は、デメリット・欠点についてもしっかり触れていこうと思います。
数々の講座を知り尽くした当サイト管理人である私だからこそ分かるデメリット・欠点です。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、アガルートの土地家屋調査士講座を選択して問題ないでしょう。
① 紙媒体はある反面、電子テキストに対応していない!
「紙媒体に対応している」
という点をメリットとしてお伝えしました。
その一方で、「電子媒体に対応していない」のです。
効率重視で学習できるはずの通信講座で、電子テキストがないというのは大きなデメリットです。
つまり、常に紙のテキストを持ち歩かなければならないのです。
いまや私たちは常にスマホをポチポチする生活をしています。
そのため、電車の中や休み時間にスマホをいじる感覚で、テキストを開ければ、非常に効率的なのに…。
② テキストだけでなくeラーニングにも対応していない
資格マニアからするとこれもかなり痛いです。
なんだかんだ言っても、どんな資格試験も合格するためには「過去問を繰り返す」というのが何よりも重要です。
その繰り返し学習のツールとして、「スマホで過去問が解けない」というのは非常に大きい。
アガルートの講座では紙媒体の問題集しかありませんので、こちらも常に持ち歩く必要があります。
③ 最大の欠点「東京法経学院」に実績で大きく劣る
ここが何よりも大きな欠点です。
アガルートアカデミー自体が2013年設立のため、まだまだ実績が乏しいのです。
そして、「土地家屋調査士」の予備校としてダントツトップの実績を誇る「東京法経学院」は、土地家屋調査士試験合格者の約半数を独占している状況です。
実は私も、土地家屋調査士講座のおススメ第1位は東京法経学院とさせていただいています。
効率重視の私も、超難関である土地家屋調査士に関しては「実績」を見ざるを得ませんでした。
一方で、当然東京法経学院はその分高額で、何より「通学講座」がメインのため、拘束時間が長く必要です。
そのため、
- 少しでも安い講座が良い
- 働きながらで通学する時間が取れない
という方には、やはりアガルートアカデミーをおススメしています。
① 電子テキスト・問題集がなくてもOK!
② 少しでも安い講座が良い
③ 働きながらで通学する時間が取れない
という方は、アガルートアカデミーの土地家屋調査士講座を受講しましょう!