【PR】当記事にはプロモーションが含まれていますが、体験談は事実をもとにしています。
税理士は公認会計士と並ぶ、会計分野最高峰の国家資格です。
税理士試験は年に1度実施され、全11科目のうちから5科目合格することで資格が得られます。(必須科目など詳細な条件があります)
この5科目は一度に合格する必要がありません。
一生のうちに5科目合格すればいいので、
- 1年に1科目ずつ5年かけて目指す
- 2科目2科目1科目で3年かけて目指す
- 1年で5科目目指す(あまり聞きませんが…)
といったように、各人の状況に合わせた取得が可能です。
とはいえ、1科目1科目の難易度が非常に高いため、相当な努力が必要です。
下表はスタディングが提供している学習時間目安です。
これだけの高難易度の試験ですから、予備校・通信講座の受講費用も高額です。
例えば必須科目の簿記論・財務諸表論の講座では、大手予備校3社(TAC・LEC・大原)ですと、30~40万円の費用がかかります。
2科目でこの値段ですので、5科目となると60万円は超えてくるでしょう。
しかし最近では、各資格に新興のオンラインスクール業界が参入してきています。
その一つが「スタディング」です
税理士講座は超難関のため、新興のオンラインスクールでは難しいと言われていましたが、2015年に待望の税理士講座が開講されました。
詳細はこの後じっくりと解説していきますが、価格は大手予備校の20~30%程度という信じられない安さです。
今回は、スタディングの講座が税理士講座の中で最安値・価格破壊であり、大手に比べて内容はどうなのか、メリット・デメリットを詳細に調査しましたので、解説していきます。
「安いから」
という理由だけでこの超難関資格の講座を決めるのは大変危険ですので、この記事を読んで、ご自身に合うか見極めてください。
目次
まず結論!スタディング税理士講座はおススメできるの?
結論としては、スタディングの講座はおススメできます。
その証拠に、当サイト管理人の私も簿記論・財務諸表論の講座を受講し、2021年度試験に向けて学習中です。
ポイントは、
- 税理士講座の中で圧倒的な最安値
- インプットからアウトプットまでスマホ一台で完結
- 講義+Web問題集の繰り返しで効率重視
この辺りになります。
もちろん欠点もあります。
複数の講座を詳細に比較・検討した結果、先日私はスタディングの講座(簿財)を購入しました。
※価格は2020年6月時点のものです。現在は異なる場合がございます。
実際に学習して、受験しました。
ですので当記事では、単にHPやネット情報からの想像ではなく、
私が実際に受講している経験から
スタディングをおススメする理由を解説していきます。
大手資格予備校に比べて安い理由
① 価格を比較してみた ⇒価格破壊!!
こちらは2023年8月時点のスタディングの税理士講座のカリキュラムです。
直前対策講座も含まれたフルコースで簿財2科目で74,800円という価格です。
大手予備校の受講料と比較してみましょう。
<簿記論+財務諸表論の価格(Web講座)>
スタディング:74,800円
LEC:225,500円
TAC:390,000円
資格の大原:383,000円
私も10年前ほど前に一度、税理士試験の受験を考えました。
しかし、当時は大手予備校しか選択肢がなく、受講料が高いため諦めました。
1年間頑張れるか分からない「税理士試験の勉強」に20万・30万をポンと投資できる方は多くないと思います。
しかも、これは5科目中2科目分です。
5科目となると、大手予備校ですと、
- LECでも60万以上
- TACや大原だと90万以上
がかかってきます。
これが、スタディングであれば20~25万円程度※で済みます。
※簿財+法人税+相続税+消費税
いくら大手予備校と新興のオンラインスクールの違いがあると言っても、この差は大きすぎます。
これはスタディングを選択する大きな理由になるでしょう。
② 講義時間を比較してみた
さて、価格が安くても、難関試験に合格できるだけの実力をつけられなくては意味がありません。
動画講義の時間で比較してみましょう。
<簿記論+財務諸表論の講義時間(Web講座)>
スタディング:約202時間
LEC:約216時間
※税理士簿財横断コース
TAC:約150時間
※完全合格+上級コース
大原:不明(全114回)
※LEC・TACの時間には、通学講座の演習時間は含まれません。
多少の差はありますが、スタディングの講義時間は大手予備校と比較しても遜色ありません。
決して「価格相応の手抜き」という訳ではありません。
手抜きどころかスタディングは通信専門ですので、大手予備校と違って「専用スタジオ」での講義です。
一方、大手予備校は「通学講座の録画」のため、どうしても無駄や雑音が入ります。
受講してみると分かりますが、スタディングの講座の方が通信は圧倒的に聴きやすいです。
通信同士の比較であれば、スタディングの方が質は優れていると言えます。
スタディングの講座はなぜこんなに安いの?
スタディングの講座が、大手をはじめ他の予備校・オンラインスクールに比べ、圧倒的に価格を安くできる理由を解説していきます。
結論的にはビジネスモデルに秘密があります。
通学講座はその性質上、受講生の数に比例して優秀な講師や教室が必要になります。
そのため、いわゆる講師の人件費や教室の賃料が「変動費」として多く掛かってきます。
すると、これらのコストを回収するために、講座の受講料単価を上げざるを得ません。
一方でスタディングのような通信講座は、一度撮影してしまえば不特定多数に配布することができるため、場所代がほとんどかかりません。
スタディングの場合、専用スタジオがありますので、必ず掛かるのは設備代の初期コスト・スタジオの場所代のみです。
立地の良い場所に校舎を構えなければならない大手予備校とは大きな差です。
また、講師も優秀な人材を一人確保できればよいですから、採用・研修費もギリギリまで抑えることができます。
そのため、価格を抑えられるのです。
と思うかもしれません。
しかし残念ながら、「通学講座」をメイン事業としている企業が「通信講座」を安く提供してしまうと、メインの「通学講座」を受講する人がいなくなってしまいます。
そうならないために、通信講座を通学講座並みにせざるを得ないのです。
つまり、
「価格が安い = 質が低い」ではない!!
ということをしっかりと理解しておいてください。
スタディング税理士講座の特徴は?
スタディングの安さ、講義が手抜きではないという点はご理解いただけたかと思います。
ではここから本題で、スタディング税理士の内容に入っていきます。
良いところ・悪いところを分析しましたので、解説していきます。
下表はスタディングの税理士講座に向いてる人・向いていない人の特徴です。
向いてる人 | 向いてない人 |
絶対に受講料は安い方が良い! | 高くても大手予備校が良い! |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 | テキストは馴染みのある紙派 |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
結論から見るとこのように分けられるのですが、その理由をこれから詳しく解説していきますね。
スタディングの税理士講座の合格実績は?口コミは?
スタディングの税理士講座は2015年に開講されたため、5年の経歴になります。
しかし残念ながら、スタディングの講座は全講座、実績非公開なのです。
代わりに、受講者の口コミを紹介します。
① 公式HP内の口コミ
まずは公式で公表している受講者アンケートによる口コミです。
今回は、勉強仲間の機能があったため、毎日の勉強時間を記録したり、コメントしたりで、継続して勉強する意欲をもつことができました。
引用URL:公式HP(合格者の声)
やはり、スタディングの講座を選択した方は、
「時短学習にコミット」
「隙間時間を活用」
といった点に惹かれた方が多いようで、実際に受講しても実感できているようですね。
また、税理士試験で重要なウェイトを占める「理論」の暗記ツールも評判がいいようです。
講義は十分だという声が多い一方で、「演習問題が足りない」という声も多くありました。
資格試験の鉄則として「演習」を数多くこなすことは絶対に必要です。
これに関しては、別途市販の問題集を追加しましょう。
市販の問題集であれば一冊2,000~3,000円程度で購入できます。
スタディングの講座は圧倒的な低価格であるため、これくらいの追加支出があっても抵抗はありません。
ご自身の学習スタイルに合わせて調節するとよいでしょう。
② SNSの口コミ
続いてSNSから、忖度なしの口コミを見てみましょう。
スタディングの税理士講座で勉強してるんだけど、今までであればスマホを観ながら紙とペンで問題を解いてたんだけど、iPadを購入してから画面を2分割にして解答用紙はiPadにApple pencilで書くから印刷する必要ないしめちゃくちゃ便利。過去問とかはスキャンして解いてます。47,000円で得た効率は絶大
— Tsuu.H (@Tsuu_h) December 19, 2019
やはり公式HP内の口コミ同様、
- 講義の質は満足
- スマホ・タブレット学習が便利
- 演習が足りない
という意見がありました。
繰り返しになりますが、市販の問題集を上手く活用すれば十分有用なようですね。
スタディングのカリキュラム・教材は?
スタディングのカリキュラム・教材は以下のとおりです。
基本的には
- スマホ・タブレットで視聴・小問演習
- スマホ・タブレットで暗記ツール
- PDFで演習・実力テスト
という流れになります。
スタディングのカリキュラムの特徴で、私が重要だと思うところはこちらです。
<現役受講生の私が重要だと思う特長!>
(1) 音声だけでも理解できる通信講座専用の講義
⇒通学講座を録画しただけの通信講座では、無駄が多いうえ分かりづらいです
(2) 1.25~3倍速対応
⇒通信講座の醍醐味。簡単な時や2回目・3回目の復習に活用しよう!
(3) スマホに記録される問題集・過去問集
⇒正解・不正解を手書きでチェックするのは非効率!すべてアプリがやってくれます
(4) 講義がゆっくりで分かりやすい
⇒理解しやすいところは2倍速で!
(5) オリジナル暗記ツールが超便利
⇒理論の学習が捗ります!
「時短学習にコミット」
と銘打つだけあって、効率的に学習できるツールはかなり充実していますね。
各々の勉強スタイルにはよりますが、「働きながら資格取得」という方にとってはどれも便利です。
大手予備校の場合、通信講座であっても基本的には紙のテキスト・問題集で学習します。
そのため、分厚いテキストを持ち歩かなければならず、結局は家での学習が基本になってしまいます。
その点、スタディングは
「すべてスマホ・タブレット完結」
という徹底ぶりです。
スマホ世代にはピッタリですね。
では、スタディングのカリキュラム、その他の特徴を以下に書いておきます。
① 基本講座(ビデオ・音声)
基本となる講義です。
下の画像のように、学習中で単元ごとに講義を選択します。
すでに学習済みの講義はチェックマークに変わるので、進捗が管理しやすいですね。
受講したい単元を選択すると、講義動画に移ります。
講義はかなりゆっくりしたテンポの印象です。
私は、
- 基本は1.5倍速
- 簡単なところは2倍速
- 復習(聞き流し)は3倍速
という使い分けをしています。
映像画面の下にはWebテキストが付いているので、一画面でテキストと講義を見ることができます。
ただ、映像の中のスライドでテキストを映してくれているので、映像を見ればテキストは見なくても問題ありませんでした。
ちなみにテキストは↓の感じです。
図表が多かったり、重要事項や数式にメリハリが利いていて非常に見やすい印象です。
難関試験ですので難しい解説にはなりますが、比較的理解しやすいテキストだと思います。
動画講義を見れない場合には、テキストだけで進めることも可能です。
<ポイントまとめ>
■フルカラーで分かりやすく図解されたスライドを用いた解説
■丁寧な解説なので複雑な計算も理解しやすい
■通学講座の録画ではなく、通信用の専用動画のため、音声だけでも理解できる
■1.5~3倍速にも対応しており、通勤時・通学時・筋トレ時の流し聞きにも最適
■検索・メモ機能の付いたWEBテキスト
② スマート問題集
スマート問題集は講義一単元ごとに、簡単な選択形式でできる確認テストです。
下記画像はスタディングの学習フローです。
必ず「①基礎講座」のあとにスマート問題集が来る作りになっています。
スマート問題集の画面では、基礎講座で学習した内容の復習が簡単にできます。
原則選択問題で、計算問題も「計算式を問う」ため、電卓がなくても学習を進めることが可能です。
もちろん、正解した問題・間違えた問題は自動記録されますので、あとで復習したい問題をピックアップすることができます。
<ポイントまとめ>
■他の選択肢に左右されない一問一答形式
■基本講座が終わるごとに単元に合わせて出題
■各問題ごとの「受講者全体平均点」が表示
■苦手な問題だけ出題される機能付き
■通勤・通学時間など隙間時間を有効活用
③ トレーニング(PDF)
基礎講義・スマート問題集でインプットした内容を、実戦形式のトレーニングで演習します。
学習画面からPDFを開きます。
PDFを印刷して直接書き込んで学習することもできますし、私はスマホで開きながら白紙を使って解いています。
同じPDF内に解答・解説があります。
もし不安があれば、その単元の講義・スマート問題集に戻って復習します。
実戦形式ですが基本レベルですので、問題の難易度はやや低めです。
応用は次の「テーマ別演習」で学習できます。
<ポイントまとめ>
■実際の試験と同じ方式での演習
■トレーニングだけでも習得できるよう、同じPDF内に解答・解説がある
■間違いや理解できない点は、同じ単元の講義・スマート問題集に戻って復習
■スマホでも学習できる
④ テーマ別演習
大きな単元が終了するごとに「テーマ別演習」が入ります。
テーマ別演習には解説動画が付いています。
まずはPDFで学習した後、解説動画を視聴します。
⇓
PDFに付属している解答・解説だけでも十分理解はできますが、解説講義があることで整理ができます。
単純にその問題の解説だけでなく、解法やアプローチまで解説があるのが特長です。
難易度も実戦に近くなっています。
基礎講義⇒スマート問題集⇒トレーニング⇒テーマ別演習
と徐々に難易度を上げて、定着を図ることができます。
<ポイントまとめ>
■実際の試験と同じ方式での演習
■トレーニングだけでも習得できるよう、同じPDF内に解答・解説がある
■単に過去問を解くだけでなく、アプローチ方法・解法をマスターできる
■PDFで繰り返し学習できる
■基礎講義⇒スマート問題集⇒トレーニング⇒テーマ別演習と徐々にレベルアップ
⑤ 実力テスト(ビデオ・PDF)
実力テストは、1回2時間程度で解く模擬試験です。
学習してきたことがどれくらい定着しているかを測ることができます。
実力テストはPDF形式で解きます。
解答・解説もPDF形式で展開されており、自己採点します。
その後、解説講義を視聴して、理解を深めることができます。
<ポイントまとめ>
■模擬試験として知識の総整理・確認ができる
■解答・解説は別紙PDFに添付
■単に模試を解くだけでなく、アプローチ方法・解法をマスターできる
■PDFで繰り返し学習できる
⑥ 理論暗記ツール・理論記述練習
税理士試験において重要なウェイトを占める「理論」。
理論については膨大な量の用語・文章を暗記しなければなりません。
そこで非常に優秀なツールと言われているのが、スタディングの「理論暗記ツール」です。
上記画像のように、重要用語が赤く塗りつぶされた状態になっています。
これをタップすることで正解が表示されます。
昔流行っていた「赤シート」と同じですね。
はじめはこれを繰り返すことで、自然と理論の用語・文章を覚えていきます。
そして、ある程度覚えてきた段階で「理論記述練習」に移行します。
「理論記述練習」はPDF形式です。
印刷して、実際の試験同様にペンで筆記して練習します。
<ポイントまとめ>
■クリックすると正解が現れる優秀な暗記ツール
■覚えてきたら「理論記述練習」で筆記練習
■PDFで繰り返し学習できる
スタディングの学習ツール
学習フロー管理
スタディングの学習管理アプリでは、学習フローが組み立てられています。
基本的には、
①基礎講座⇒②スマート問題集⇒③トレーニング
⇓
①基礎講座⇒②スマート問題集⇒③トレーニング
⇓
①基礎講座⇒②スマート問題集⇒③トレーニング
⇓
・
・
・
①基礎講座⇒②スマート問題集⇒③トレーニング⇒④テーマ別演習
という流れで構成されています。
そのため、「この次はこれ」と自分で学習順序を考える必要がありません。
もちろんご自身でのアレンジも可能なので、効率的な学習順序が選べます。
学習時間・進捗時間を自動レポート!
通信講座ならではのハイテクな学習管理方法です。
スマホで講義を聴いたり、問題集を解いたりした履歴が、このツールに自動記録されていきます。
あとで振り返って、
「今週はこれくらい学習できた」
「昨日は全然できなかったから明日取り返そう」
など、視覚的に学習戦略が立てられます。
従来の学習スタイルでは、
「これくらいやったかな」
という感覚・記憶に頼っていたところが、はっきりと可視化できますね。
スタディングの欠点・デメリットは?
ここまで、スタディングの税理士講座のメリットを中心にお伝えしてきました。
公式HPやPRサイトでは、長所やメリットしか紹介されません。
講座の受講スタイルには、各社様々な色がありますが、それがあなたにとって合うものとは限りません。
そのため、
評判が良かったから実際に受講してみたら自分には合わなかった!
ということがあります。
そうならないために、スタディングの欠点・デメリットを取り上げてみます。
このデメリットや欠点を見ても、「許容できる」と思えるのであれば、スタディングの講座を選択して問題ないでしょう。
① 電子テキスト反面、紙媒体が別売!
スタディングはスマホやタブレット・パソコン端末での学習が基本です。
電子媒体だからこそ、スタディングの「スキマ時間学習」のメリットが生かされます。
スマホに慣れている方にとっては、全く問題ないと思います。
私もスタディングを受講していますが、スマホ1台で全て完結させています。
しかし、中には
「勉強は紙テキストでないとできない!」
という方も多くいらっしゃると思います。
その場合、別途紙のテキストをオプションで購入する必要があります。
冊子オプションは簿財で28,380円ですので、少しお高めです。
したがって、紙媒体のテキストがないことは、紙派の方にとっては大きなデメリットといえます。
② テキストだけでなく問題集も電子のみ
テキストと同様、問題集も電子媒体のみです。
基本的には、スマホで完結するので、スマホやタブレットの取り扱いに慣れている方には全く問題ありません。
ただ、こちらも電子派にとってはデメリットにはなりませんが、
「問題集には正解・不正解をメモしていきたい!」
という方にとってはデメリットですね。
スタディングには学習管理ツールがあるので、実際には「自動的に成績・履歴を記録してくれる」のですが、ご自身の学習方法に慣れてしまっている方も多いと思います。
一方で、実戦形式の問題や記述式の場合には、どうしても紙で学習する必要があります。
スタディングの問題集はPDF形式で、印刷することができます。
ただやはり手間になりますし、印刷代もかかります。
元々紙媒体のテキストであれば、そのまま書き込みが可能です。
実際の試験は紙媒体です。
この部分は、「紙媒体の問題集に劣る」と言えるでしょう。
③ 演習が少ない
口コミで多く寄せられていた意見です。
スタディングは、基礎講座は十分しっかりしているのですが、問題演習が少なめです。
過去の合格者の口コミを見ると、
「市販の問題集で補填した」
という意見が多くありました。
私も最終的には市販の問題集・模擬試験を購入する予定です。
それでも大手予備校や他社講座より安価ですので、問題ないとは思っています。
④ 開講されていない科目がある
税理士試験は全11科目です。
2022年時点で、スタディングが開講されている講座は、
- 簿記論
- 財務諸表論
- 法人税法
- 相続税法
- 消費税法
- 国税徴収法
の6科目です。
- 所得税法
- 住民税
- 事業税
- 固定資産税
- 酒税法
の5科目は未開講です。
開講されている6科目があれば、税理士にはなれます。
しかし、将来的なビジョンや既存知識から、
「この科目を受験したい」
という意思がある方も多いと思います。
スタディングだけでは、科目を自由に選択できない点はデメリットと言えるでしょう。
⑤ 実績が非公開
スタディングの講義は実績を公開していません。
税理士講座に限らず、公開していません。
公開された実績だけで講座を選んでいいわけではありません。
しかし、やはり実績が数字として表現されていると、安心感がありますよね。
カリキュラムや教材、合格者インタビューなどを見る限り、他社に比べて実績が劣っているようには見えません。
いつかスタディングでも実績を公表するようにしてほしいですね。
一方で、価格は圧倒的に安いです。
<簿記論+財務諸表論の価格(Web講座)>
スタディング:74,800円
LEC:225,500円
TAC:390,000円
資格の大原:383,000円
実績を取るか、コスパを取るか・・・。
これは好みの問題です。
大学生など、金銭的に余裕がない方は間違いなくスタディングがおススメです。
デメリットが容認できて、コスパを取るという方は、早速スタディングの講座を申し込みましょう!
まとめ―スタディングの税理士講座に向いてる人・向いていない人
いかがでしたでしょうか。
講座選びは、ネームバリューや実績だけでなく、受講スタイルや教材・口コミなどから総合的に判断することが大事です。
そして何より、調べた情報から「あなたに合っている講座」を選択しなければなりません。
最後にここまでの情報から、スタディングの講座に向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。
向いてる人 | 向いてない人 |
絶対に受講料は安い方が良い! | 高くても大手予備校が良い! |
仕事や学校が忙しいので通信講座が良い | しっかり時間を取れるので通学講座が良い |
テキストは持ち運びに便利な電子書籍派 | テキストは馴染みのある紙派 |
講義は最小限にして、過去問をひたすら繰り返したい | 理解力がないので基礎講義に時間を取りたい |
カリキュラムはある程度決められていたほうがいい | 自分でカリキュラムや進め方は決めたい |
「向いてる人」に当てはまる方は、いますぐスタディングの講座を申込みましょう!
学習を決めたら早い方がオトクです!
私と一緒にスタディングで税理士合格を目指しましょう!