【PR】当記事にはプロモーションが含まれていますが、体験談は事実をもとにしています。
※当記事の情報は執筆時点のものです。現在は異なる場合がありますので、その前提でご覧ください。
スタディング税理士講座で2021年度の税理士試験を目指そうというこの企画。
実は当記事執筆時点で、2021年税理士試験(簿記論・財務諸表論)を終えております。
5月以降直前期は怒涛の追い込みをかけていたため、ブログを更新できずにいました。。
ですので今回以降は、学習過程の振り返り・結果を中心に書いていこうと思います。
スタディングとともに1年以上戦ってきましたので、受講を検討している方の参考になれば嬉しいです。
前回記事は↓コチラをご覧ください。
<この記事を読んでほしい人>
▼ 税理士試験を受験したいけど、講座選びに迷ってる人
▼ スタディングが安すぎて不安な人
▼ スタディングの口コミを探している人
▼ 新型コロナで通学講座に行けなくなった人
<私の経歴>
▼ 現在30代の男、既婚、子ども1人(0歳)
▼ 本業は会社員、大手IT企業の経理(経理歴10年超)
▼ 副業で経営コンサル、経理アドバイザー、資格アドバイザー等
▼ 資格情報サイト「資格取得Navi+」の管理人・運営者
▼ 保有資格は以下の通り
日商簿記検定3級(2010年取得)
ビジネス実務法務検定2・3級(2010年取得)
宅地建物取引士(2011年取得)
DC(企業年金総合)プランナー2級(2015年取得)
住宅ローンアドバイザー(2015年取得)
不動産コンサルティングマスター試験合格者(2015年合格、未登録)
ファイナンシャルプランナー2・3級(2017年取得)
賃貸不動産経営管理士(2017年取得)
測量士補(2018年取得)
目次
1.スタディング直前期の学習はどうなの?
① 簿記論
私は5月中旬までに個別論点を一通り学習し、それ以降は本試験形式の総合問題をひたすら繰り返しました。
講義内でも、この学習スタイルがおすすめされていました。
具体的には、
- 実力テスト
- 直前対策講座(答練+解説講義)
がこれに当たります。
実力テストは、本試験形式の総合問題ですが難易度はかなり低め。
直前対策講座は、過去問直近3年分+本試験レベルの模擬試験(答案練習)が6回分です。
私の場合ですが、以下の通り学習しました。
5月:実力テスト5回分を1回ずつ
6~8月:直前対策講座9回分を3回ずつ
間違えたり不安な論点については、講義に戻って復習
ちなみにこれは他の受験者に比べると「かなり少ない」と思います。
解説講義でも中村講師から、
「最低3回ずつ、5回ずつやっても自慢にはなりません」
とコメントがありました。
ですが、
「スタディングの講座を受講する方は、時間があまりない方が多いと思います。その場合は、色々手を広げずに、直前対策講座を繰り返すのが良いでしょう」
とも、おっしゃっていました。
私もそのタイプですので、この学習スタイルをとりました。
② 財務諸表論
私は学習時間が取れなかったため、財務諸表論は講義を完了できませんでした。
そのため、講義7割くらいで諦めて、実力テスト⇒直前対策講義に入っています。
計算は簿記論とほぼ同じため、答練の中で不足部分(注記など)を補うことにしました。
スケジュールをまとめると以下になります。
5月:暗記ツール(穴埋め)で理論詰込み(6割程度…)
6月:実力テストの理論問題を暗記
7月:直前対策講義の理論問題を暗記
8月:直前対策講義の計算問題を3回ずつ+引き続き理論暗記
正直、理論アウトプットは5月以降の学習でしかやっていません。(12月まで講義は聴いていましたが)
ただ、財務諸表論の理論は完全な暗記ではなく、ある程度の知識・理解があれば作文で補えます。
そのため要点を抑えただけでしたが、直前対策講義の答練では7~8割の点数が取れていました。
もちろん理論はすべて暗記することがベストですが、私のように「最低限」の学習時間が取れない方は、受験を諦めるより、要点だけ抑えて作文に徹することもおススメです。
2.直前対策講座はあった方が良い?
スタディング簿財講座のカリキュラムは以下の通りです。
「実力テスト」はどのコースでも付属していますが、「直前対策講座」は総合コース以上でなければ付属していません。
これは断言できますが、
「直前対策講座」は絶対に付属したコースが良いです。
簿記論は個別論点を完璧に抑えていても合格できるものではありません。
時間配分や問題の取捨選択、前後の繋がりなど、総合問題が解けなければ絶対に合格できません。
前述したように、私は5月以降はほぼこの直前対策講座のみを使っていました。
それで簿財ともに一気に合格レベルまで引き上げることができました。
「合格コース」と「総合コース」では1万円程度しか変わりません。
結局、他の問題集等で補うことになるのであれば、しっかり中村講師の解説が付属している「直前対策講座」はあっていいと思います。
3.直前対策講座の感想は?
① 過去問⇒答練という構成が良い
直前対策講座は、簿財それぞれ各9回です。
初回3回が直近の過去問
残り6回がオリジナルの答練(模試)
という構成になっています。
税理士試験は「過去問を完璧に抑えれば取れる」という試験ではないため、過去問を繰り返す必要はありません。
ただ、答練や模試ばかりだと、
「本当にこれで本試験点数取れるのか・・・?」
と不安になってきます。
そのため、直前対策のスタートとして、
「本試験レベルはこれくらい出来れば良いんだ!」
と把握することが非常に大事です。
② 128分に渡る手厚い受講ガイダンスがありがたい
スタディングをはじめとする通信講座の欠点は、講師と対話ができず、学習スタイルや直前対策のポイントなどが掴みにくいことにあります。
しかしスタディングの直前対策では、直前対策に入る前にガイダンスとして、128分に渡る講義が視聴できます。
ガイダンスでは、
- 直前対策のスケジュールについて
- 過去問の傾向について
- 直前期の学習のポイント
- 法改正について
- ポイントとなる単元について
- 受講にあたっての意識付け
などを聴くことができます。
もちろん慣れている方は飛ばしても問題ありませんが、私のような初学者にはとてもありがたい講義でした。
③ 答練を8割取れるようにすれば、本試験レベルまで達した
「答練を簿財各6回分って少なくない?」
と思われるかもしれません。
はい、少ないです。
ですが私は激務のため、最低限の学習・費用で合格することを目指しています。
そのためあまり色々な教材に手を出すことができませんでした。
そこで中村講師のいうことを信じて、スタディングの答練をひたすらに繰り返し、8割以上取れるようにしました。
その結果、過去問・他社模試でも安定して6割が取れる水準に達することができました。
経験者の方は分かると思うのですが、簿記論・財務諸表論の計算は、
「基本的な問題を確実に得点して6割」
が鉄則です。
スタディングの直前対策答練はここを目指しているため、非常にバランス良く、基本的な問題をかすめ取ることができるようになります。
スタディングだけではトップクラスの得点を取ることは難しい
ここまでのメリット、裏を返せば
「スタディングだけで合格確実ラインまで到達することは難しい」
と言えます。
学生さんであったり、毎日仕事が定時で上がれるような方は、あえて基本レベルに絞る必要はありません。
そのため、
- お金に余裕がある方は、TACやLECにする
- お金に余裕がない方は、スタディング+市販の問題集(TAC・大原出版のもの)
がおススメです。
以上、私が感じたメリット・デメリットを踏まえて、スタディングの税理士講座が気になる方は、
⇒「スタディング税理士講座」こちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
当記事執筆時点で、合格発表はされていませんので、「スタディングで合格できたか」はまだわかりません。
ですが、少なくとも「合格レベル」には達することができたと思います。
実際、簿記論・財務諸表論ともに合格発表をドキドキして待っている状況です。
資格講座選びには、それぞれその人の学習スタイル・生活スタイル・現状の知識を考慮しなければなりません。
スタディングの講座は、私のように、
- 勉強時間がなかなか取れない
- 追い込まれていない
- お金をなるべくかけたくない
という方にとっては、最適な講座だと思います。
安いからと言って、決して合格できないということはありませんよ。
皆さんも、2021年度・2022年度の税理士試験を目指している方は、一緒にスタディングで勉強していきましょう!