リテールマーケティング(販売士)検定ってどんな資格?難易度は?役に立つの?

リテールマーケティング(販売士)検定ってどんな資格?難易度は?役に立つの?

リテールマーケティング(販売士)検定の難易度は?

過去の合格率・合格者数推移

 リテールマーケティング(販売士)検定は2・3級は年に2回、1級は1回実施されており、年間で合計1万人以上が受験している人気資格です。

 合格率は、2・3級はほとんどの回で50%を超えており、難易度は低めです。

 1級は20%前後ですので、ある程度の知識・勉強時間が必要になるでしょう。

 

 

勉強方法は?独学でも大丈夫?

販売士試験は、合格率から見て分かるように難易度は高くありません。
1~2カ月しっかりと学習すれば2・3級は独学でも十分合格可能です。

基本的にはテキストを軽く1度流し読みします。この時、多少分からないことや覚えづらいところがあっても、どんどん読み進めて構いません。

あとは過去問を繰り返し解きましょう
過去問を解く中で、分からないことがあればテキストに戻りましょう

これを繰り返していけば、テキストの内容もすべて理解できるようになります。

 

内容的には独学でも理解できないことはありません。
ただし、テキストを読みながら自分で学習するのが苦手な方は、通信講座もあります。(数は少ないですが…)

販売士の通信講座については以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

 

 

リテールマーケティング(販売士)検定科目

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リテールマーケティング(販売士)検定ってどんな資格?

資格の位置づけ

 リテールマーケティング(販売士)検定は、日本商工会議所が主催する公的資格で、 経済産業省・中小企業庁の後援を受けています。

 小売業をはじめとする販売業全般に関して、

① 商品施策・企画
② 店舗実務・接客
③ マーケティング
④ 販売・経営管理

 

 といった、一連の業務知識・スキルが得られるのがこの資格の特徴です。

 接客やホスピタリティを養う資格であったり、経営・マーケティングを扱う資格は他にもありますが、これらを一気通貫に取り扱う「販売士」として学習できるのは珍しいです。

 レベルは1~3級の3段階で、各級の目安は以下のとおりです。

1級:小売業経営、マーケティング責任者、コンサルタント
2級:店舗の店長・責任者、マーケティングや商品企画部の管理職
3級:接客や店舗づくりの担当者、BtoCに初めて携わる社員

 

 まさに接客といった店舗実務業務から、経営までを学習できるカリキュラムになっており、小売・流通業界では昇任・昇格要件となっている企業も少なくないようです。

 

 

 

リテールマーケティング(販売士)検定の受験資格とは?

 受験資格はありません。
 どなたでも受験できます。

 また、2・3級に合格していなくても1級を受験することは可能です。

 

 

リテールマーケティング(販売士)検定って役に立つの?その業務とは?

3級レベル:現場で販売士として質の高い接客・店舗づくりを

 3級の知識をもって、小売店舗の現場でワンランク上の接客・店舗運営を実現しましょう。

 特に百貨店やジュエリー、ブランドショップ、ブライダル業など、高価格帯の接客業で強みを発揮します。
 こういったお店では、お客さんは商品と同じくらいに「接客・サービス」に期待をしているものです。

 また、店舗における商品の配置や広告宣伝など、間接的な販促活動を任されることも多いと思います。
 会社から与えられた商品の購買意欲をいかに高めるかということは、現場担当者の重要な役割でもあります。

 最近では、「インスタ映え」に代表されるSNS拡散による広告宣伝効果も大切な販促活動です。
 雑貨屋やインテリアショップなど、「店舗や商品の見せ方」を学習することも必要になってきているのです。

 これまで資格とは無縁だった業種の販売員にとっても、受験を検討してみていただきたい資格です。

 

 

2級レベル:マーケティング・商品企画部の管理職

 企業のリテール営業部門(BtoC)の「事業推進部門」管理職にとっても重要な知識・スキルが得られます。

 現場の接客等はもちろんですが、そのバックボーンにある「商品企画・開発」「マーケティング」「製造」、そしてその先にある「経営」は小売業において欠かせません。

 いくら店舗の店員が明るいお店作りをして最高の接客をしていても、誰も欲しがらない商品を並べていては売上げは上がりません。

 また若者に話題の商品をつくっても、若者の少ないエリアに出店しては意味がありません。

 いくら売れる商品を作っても、コストが掛かりすぎて「売れば売るほど赤字」という状況になっては仕方ありません。

 単に「自分の領域」において最適な商品価値を作り出すだけでなく、小売業の商流をしっかり把握して、どのフェーズにおいても最適な商品価値を作り出すことが優秀な「販売士」といえるのです。

 当検定では、特定のフェーズだけでなく「販売士業務全体」を見据えた販売士としてのスキルを養うことが可能です。
 企業によっては昇任・昇格要件としているところもあるそうです。

 

 

 

リテールマーケティング(販売士)検定で独立・開業できる?

小売業で開業するなら1級取得を目指そう!

 2・3級は企業の担当者・管理者としての知識・スキルを養うレベルであるとご紹介しました。

 1級は「ゼロから小売業をつくる」経営者としての必須知識になります。

 与えられた材料・資金の中で、与えられた役割を全うする従業員とは異なり、経営者は投資額の決定や資金調達、マーケティング・経営計画や財務予測まですべて網羅しなければなりません

 起業・開業する方の多くが、「マーケティングの道ではプロフェッショナル」「経営管理では社内トップ」といったように、小売業における一部分のみを得意としているのです。

 残念ながらそれでは経営者としては不十分です。

 とはいえ、なかなかすべての実務経験を積むというのは難しいですし、タイミングを逸してしまうのもマイナスです。

 ですので、一部分の実務経験を武器として、残りを「リテールマーケティング(販売士)検定」の学習で補う、という方法がおススメです。

 もちろん実務経験には及びませんが、何もせずに飛び込むよりは格段に良いでしょう。

 

 

 

実務経験+1級取得で小売業向けコンサルタントとして活躍!

 経営者の他に、検定公式で推奨される1級のスキルとして、「コンサルタント」があります。
 経営者としてではなく、「経営者を補佐する立場」として活躍するのです。

 前述したように、経営者の多くが「一部分に特化したスペシャリスト」です。そういった経営者は、どこかで躓き苦しむタイミングが来ます。

 そのような経営者を、小売業のフェーズすべてを網羅したコンサルタントとして支援します。

 当然コンサルタント自身にも経営に必要なスキルすべてが求められます。

 そのため、単に1級を取得しただけでなく、小売業(もしくは類似する業種)での実務経験や業界知識・マーケティングスキルなど幅広い知見が必要です。

 かなりハードルの高いスキルにはなりますが、業界経験者の方は当検定1級を取得し、選択肢として考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 

リテールマーケティング(販売士)検定試験の受験を検討する方におススメの資格

経営について広く学びたいなら「経営学検定」「企業経営アドバイザー」

 

経営において法務知識は必須!店舗運営の法務リスクヘッジしましょう!

 

 

 

 

おわりに

 いかがでしたでしょうか。
 今回はビジネススキルの中でも、

 接客~マーケティング~経営

 と幅広い知識・スキルが得られる「リテールマーケティング(販売士)検定」をご紹介しました。

 「接客に関する資格」「マーケティングに関する資格」「経営に関する資格」というように、それぞれに特化した資格は多数ありますが、すべてつながった資格というのは「小売業特有」と言えます。

 EC事業の繁栄により、少しずつ小売業界が厳しくなりつつある現状ですが、サービス向上・ワンランク上の経営を目指して、「実店舗」の良さをアピールしていけたら良いですね。

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