私の経験に基づく雑記です。
目次
1.プロローグ 家探し
約4年前に会社の寮を満期で追い出されるため、引越しをしました。
独身男の一人暮らしだし、最低限の部屋探し。
1Kで20平米前後で新耐震基準、ただし駅徒歩5分以内。
その他の希望はなし。
木造でも1階でもバストイレ一緒でも洗濯機が外でも可。
意外と丁度いいのがなく、2ヶ月ほど探しました。
こちらの仲介は、投資用不動産購入でお世話になった不動産屋に依頼していました。
一応私は、そこの不動産屋から数件買っている太客で、大事なお客さんだったので、渋々引き受けてくれましたが、さすがに早く決めて欲しそうでした。
(売買の不動産屋は低単価の賃貸案件を嫌がります。というか普通やりません。)
その結果、中野付近で6万前半の部屋に出会いました。
1Kで20平米、2001年築なので新耐震、駅徒歩3分、1口コンロでエアコン1台・浴室乾燥機付き。
木造で1回でバストイレ一緒で洗濯機もベランダでした。
実際に内見して、2001年築にしては古そうでしたが、室内はそれなりキレイだったので許容範囲。
とはいえ、まだ他の物件も内見の予定があったのでいったん保留にしました。
担当の方から、貸主側の不動産屋に連絡してもらいました。
すると貸主側不動産屋からコメント。
随分と上からなものです。
絶対、不動産屋を嫌がってるのオマエだろ!!
と、ちょっと嫌な気分に。
一週間後、他の物件を内見しに行ったのですが、残念ながらいい物件には出会えず。
すると、私の担当の方に、また貸主側不動産屋から電話が。
いやいや!!どうした!!
オマエの強気はそんなもんだったのか!!
とはいえこちらも、家賃と満足度のバランス的には一番良かったので、そこで契約することにしました。
2.契約当日…ずさんな不動産屋に波乱の連続
契約当日、事前にもらった契約書と印鑑をもって、担当の方と一緒に貸主不動産屋@中野区を訪問。
「The 町の不動産屋」といった雰囲気ですね。
…軽いおっさんだな。
そのまま契約・重要事項説明へ。
事件はそこで起こります。
はい。はい。
はい。はい。
は…うん?
18平米?20平米じゃないんですか?
ほら、こちらのHPに…
…まじすか?
調べてもそんなこと出てこないけど・・・。
まぁでも内見して体感して問題なかったしいっか。
ちょっと待て!!!なんていった!!!
HPだと2001年築になってます!
えぇ…?
ちょっとそれ…
いやー、すごいな。
まぁでも1993年築でも新耐震基準だしいっか…。
ライトだな。
あれ・・・
そういえば・・・
「浴室乾燥機」付いてました????
いや、たぶんなかったような・・・
おおおおおぉぉぉぉぉっぉぉ!!!!!!!!!?????????
いやいやいやいやいやいやいやいや、さっきからいろいろダメでしょ!?
!?!?!?!?!?!?
いや、やめますとかじゃなくて
いや、なに大人の対応してんの。
3.結局、そのまま契約しました
結局、そのまま契約しました。
別に浴室乾燥機は必須ではなかったですし、部屋自体に問題があるわけではないので。
さらに、
契約前に発覚しており、こちら側に損失がないため騒いでもこちら側にメリットなし
です。
ただし、
広告の不当表示にあたるので、都道府県や消費者センターに届け出れば、この不動産業者は処罰の対象となる可能性があります
が、こちら側に何のメリットもないのでやめました。
なおかつ、これを理由に賃料の減額の交渉をもちかけることもできたかもしれませんが、大家さんに罪はないですし、めんどくさがられて契約を断られても嫌なのでやりませんでした。
4.大家さんはめっちゃいい人でした
ちなみに、
入居後すぐ、ガスコンロが着火しないトラブルが発生して、この不動産屋(管理にも入ってるらしい)に電話したところ、
・・・こんな管理でいいのか?
と思いつつ、
大家さんから連絡がありました。
大家さんは、電話口ですが金持ちのおば様風の方で、
という神対応・・・。
その後、
「家の鍵がノブごとぶっ壊れる」
「お風呂の換気扇から高異音が鳴り響く」
「壁薄すぎて隣の会話まる聞こえ」
などありましたが、それ以外は問題なく、私の事情で引っ越すまで3年間快適に生活できました。
5.エピローグ 解約時
解約時のトラブルと言えば
「原状回復による敷金返還トラブル」
あの不動産屋をGoogle先生で調べたら、
というコメントが・・・。
きれいに使ってたつもりでしたが、それなりの覚悟。
解約し、退去後クリーニングが終わった頃にあの不動産屋から電話、
あ、ありがとうございます。
こういったトラブルを避けるために
賃貸不動産に関する資格
こういったずさんな不動産屋が横行しているため、現在注目を集めているのが、
「賃貸不動産経営管理士」です。
消費者がトラブルに合わないように知識を付けるための書籍
不動産の取引は、宅建業者と消費者の間に知識のギャップが多いです。
そのため、「不動産屋有利」になりがちです。
もちろん宅建業法が守ってはくれているものの、知識がなければ活用できません。
一般消費者も本を読むなどして知識を付けて、こういったトラブルで損をしないようにしましょう。
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